平成21年3月定例会報告その13

総務課長【浜野英一君】

ご質問の3番目、「公共事業工事について」の1点目、「町が発注する工事の入札について、町が算出した入札価格よりも高い金額で落札したことが過去にあるか、ないかお聞かせください」についてお答えを申し上げます。

競争入札におきましては、入札における公平性を維持するとともに、入札価格の妥当性を判断する基準といたしまして、あらかじめ適正かつ合理的な積算に基づく予定価格を設定しております。また、地方自治法では、「予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって申込みした者を契約の相手方とする」と明確に規定されておりますので、過去の入札におきましては、予定価格より高い金額での落札はございません。

以上で答弁を終わります。

平成21年3月定例会報告その12

中心拠点施設整備室長【田仲実】

ご質問2番目の「いきいきプラザについて」の2点目「いきいきプラザの休館日がなぜ月曜日でなければいけないのか、その理由をお聞かせください」につきましてお答えいたします。

上三川いきいきプラザを、安心、安全かつ快適な施設として管理運営を行うためには、定期的に施設、設備機械の点検や清掃、消耗品の交換や修繕などの定期的なメンテナンスの必要性があります。
(「月曜日じゃなきゃできませんかと聞いている話で、できないのか、できるのか、火曜日でいいのか、水曜日でいいのかということですよ。メンテナンスなら火曜日でもいいということでしょう?」の声あり)

週1回の休館日を設けているところでございます。
月曜日を休館日に設定したことにつきましては、開館に当たり、総合保健福祉センター運営準備会におきまして検討していただいたところでございます。休館日につきましてはいろいろご意見がありましたが、図書館や公民館、老人福祉センターなど、町内の公共施設の休館日が月曜日であるため、また、月曜日の休館が広く町民に浸透していることなどから、曜日を変えては高齢者が混乱してしまうのではないかということで月曜日を休館日にした条例を議決いただきまして、休館日を月曜日とさせていただいているものでございます。
(「だれも混乱しない」との声あり)

続きまして、3点目の「いきいきプラザの入浴場にはなぜサウナがないのですか。なぜつくれなかったのか。仮にあったら利用者が増えると思いますか。また、プールと入浴場が直接つながっていれば、同じく利用者が増えるかどうか、町の担当者の考えをお聞かせください」につきましてお答えします。

上三川いきいきプラザ施設整備につきましては、平成14年8月から建設検討委員会において、施設の総合機能から内部機能等を詳細に検討していただきまして、その結果を提言書として提出していただいたものでございます。これを受けまして、町として、基本構想・基本計画・提言書等を総合的、具体的に考慮し、反映すべきものとして施設の実施設計を行ったところでございます。

「入浴場になぜサウナがないのか」につきましては、施設の理念である保健福祉・健康増進の拠点施設ということから、高齢者の健康保持や、気軽に入れる浴場として、老入福祉センターと同じような機能を有する程度の施設ということで整備することとしたため、サウナは設置しなかったものでございます。

「仮にサウナがあったら利用者はどうか」につきましては、サウナを目的とする利用者は増加するのではないかと推測するところでございます。また、「プールと入浴場が直接つながっていれば利用者が増えるかどうか」につきましては、健康維持増進、交流の場としての利用目的が異なる面もございますが、各施設の利用者は増えるのではないかと推測するところでございます。

続きまして、4点目の「客商売とは何か、または、どのように考えているのか担当者の考えをお聞かせください」につきまして、お答え申し上げます。

上三川いきいきプラザにつきましては、健康維持増進を担う拠点施設として多くの方に利用していただいているところでございますが、さらに安全で快適な利用環境の提供、利用者サービスの向上に向けた仕組みを構築しつつ、多くの利用を推進することが必要であると考えております。今後とも指定管理者とともに、施設のPRやお客様の声を積極的に伺い、サービス向上に努め、多くの方にご利用いただけるように努力してまいります。

続きまして、ご質問の3番目の「公共工事について」の4点目、「いきいきプラザの南側に道路と駐車場等を工事しているが、何のための工事で、なぜ今やらなければならないのか」につきましてお答えいたします。

上三川いきいきプラザ南側の道路と駐車場等の工事でございますが、保健福祉を支える場、文化の香りの創出する場、そして、町民が日常的、機能的に触れ合い、交流ができる多目的広場を機能的に結びつける大きな空間として整備を図っているところでこざいます。このようなことから、道路、構内道路、駐車場を含め、多目的広場や歩道等についても、機能的、空間的に、町民相互の触れ合いやにぎわいの創出、野外における各種イベント等の開催に必要な施設、また、緊急避難施設として、平成19年度から21年度の3ヶ年の整備事業として実施しているところでございます

以上で答弁とさせていただきます。

平成21年3月定例会報告その11

企画課長【小沢操】

ご質問の2番目、いきいきプラザの1点目でございますが、「巡回バスについて、タクシー並みの利便性を兼ね備えるものにするには、どうしたら可能になるか法律的なことも含めてお聞かせください」というご質問に対してお答えいたします。

巡回バスにタクシー並みの利便性を備えさせるということでございますので、利用者の需要に応じて運行するデマンド方式と言われているものかと存じます。本町の巡回バスの導入に際しましては、芳賀町のデマンドタクシー等を視察するなどをいたしまして、現在の巡回バスによる定期路線方式だけでなく、デマンドタクシー方式による運行も調査・研究を行ったところでございます。最終的には、デマンド方式は経費が非常に大きくなる、あるいは、どうしても民間タクシーや路線バスとの競合の問題が残るというようなことから断念した経過がございます。

ご質問のデマンド方式による運行の法的な手続きでございますが、現在の巡回バス運行許可と違った形での国土交通大臣の許可案件となるものでございます。具体的には、道路運送法第4条に基づきます、一般旅客自動車運送事業の経営、それから事業種別ということで、同法第3条第1号で区分されます一般乗合旅客自動車運送事業の許可を受ける必要がございます。この道路運送、第4条の許可に当たりましては、地域の関係者の合意があることが許可緩和の条件ということになっております。この地域の関係者の合意でございますが、これは、住民代表、町、県、道路管理者、警察、運輸支局、旅客自動車運送事業者等で構成されます地域公共交通会議での合意ということでございます。

そして、デマンド方式、この運行を地域公共交通会議に諮りました。そのときには、大きな論点の1つとなると思われますのが、既存の路線バスや町を営業エリアといたします民間タクシーとの競合の問題であると考えております。現在、巡回バスにつきましては、1運行の見直しによりまして、本年3月31日から見直しをしました運行を実施することとしております。今後におきましては、見直し後の運行状況を常に注視してまいりたいと考えております。

最後になりますが、今後、改めて抜本的な見直しを行う場合には、ご質問にありますデマンド方式、これにつきましても再度、検討させていただきたいと考えております。
以上、答弁を終わります。

平成21年3月定例会報告その10

都市建設課長【高木康晴】

勝山修輔議員ご質問の第1番目、「上三川町都市計画マスタープランについて」の1点目、「このマスタープランに記載してあるものについて、調査等に関する予算は支出できないのかどうか、お聞きしたい」、この点についてお答え申し上げます。
まず、上三川町都市計画マスタープランでございますが、この概要につきまして、少々ご説明をさせていただきたいと思います。上三川町都市計画マスタープランは、上位計画であります上三川町総合計画との整合性を図りまして、おおむね20年後の都市の姿を展望いたしまして、本町の将来都市像を明確化するとともに、土地利用や交通体系等の方針を示す基本構想、市街地整備や都市施設の整備等の方針を示す基本計画、さらに、町内の地域ごとのまちづくりイメージと基本方針を設定する地区別構想によりまして構成されております。また、マスタープランの策定に当たりましては、住民意向の反映のために策定懇談会等を経て策定しております。

現在、本町におきましては、都市施設等の整備を図る上での基準といたしましては、通常、総合計画及び都市計画マスタープランに示された主要施策等に基づきまして、具体的に実施する事業を、実施計画、計画期間2年ですが、これらで定めまして、さらに具体的な事業内容や財源等を明確化いたしまして、その上で当該年度の予算に計上し、事業等に着手しているところでございます。したがいまして、ご質問の「マスタープランに掲載してあるものについて調査等に関する予算は支出できないのかどうか」につきましては、事業内容及び整備方法、手法といったものが具体化した時点におきまして、総合計画マスタープラン、実施計画等、及び予算措置ルールに基づきまして適切な対応をしてまいりたいと、このように考えております。
次に、2点目の「上三川町の人口増加をするためにマスタープランで石橋駅東口周辺の居住関係や商業関係のまちづくりとあるが、具体的なものはあるのか、お聞かせください」というご質問にお答え申し上げます。

本町の居住環境整備につきましての基本的考えは、上三川町第6次総合計画において、「人々が集う快適な生活環境整備のまちづくり」を目標に掲げております。都市計画マスタープランにおきましても、各種土地利用形態に応じた居住環境、生活環境の整備による対応を図るものとしております。具体的な居住環境の向上といたしまして、面的整備や開発地区においては、都市基盤施設の整備・改良と維持・管理を図るとともに、良好な都市景観形成や自然との共生など、快適性の確保を図ることとしております。ご質問の石橋駅東周辺につきましては、交通利便性を生かした定住拠点として位置づけ、鉄道駅利用における上三川町の玄関口としてふさわしい質の高い都市空間の創出を図ることとしております。

また、地区周辺の市街化周辺区域につきましては、市街化の進行に伴う住居系開発の高まりが想定されることから、田園環境の維持・保全を図りながら、具体的な民間開発等による開発の調整が必要となった場合には、市街化縁辺部における適正な土地利用の誘導を目指すこととしておりまして、具体的な整備計画が明らかになった時点におきまして、農業関係との調整を図り計画的な誘導を推進してまいりたい、このように考えるものでございます。

以上で答弁とさせていただきます。

平成21年3月定例会報告その9

そこで3の3ですが、町が公園とか施設をつくるときには、必ず花や実のなるものを発注していただきたいと思います。また、剪定には町のシルバー人材センターというところもあるそうですから、そこにすべてを業務委託できるようにできるか、できないか、お答えをお願いしたいと思います。
続きまして、3の4の、開通見通しの立たない道路をつくっています。何の道路かというと、町道2-22号線のことです。町道2-22号線は、企画、測量、設計で8年、用地買収で6年、工事から5年たって、いまだに用地取得ができないところが469坪あります。払済金額が7億1,800万円です。これを換算するとメートル当たり100万円です。メートル100万円は高速道路より高いと知っていますか。買収にまだ応じていない方がおります。また今回も裏金の捻出により、悪徳商人が出てきて、毎回毎回同じやり方をやっても懲りないのが行政ではないですか。どうしてそうなるのかということです。この道路は、だれのためか、それとも、道路になる地主のためか、また、この道路ができて利便性のよい人と、迷惑な人とどちらが多いのか調べたことがありますか。この計画も10年前にあるそうです。あと2年で10年です。あと2年で開通しますか。これがむだじゃなくて、何がむだなんですか。マスタープランが10年ですよ。この道路はあと2年で開通しますか。だれが責任をとりますか。言える方があったら、はっきり言ってください。

最後に通告書の3の5ですが、むだな道路や、むだな駐輪場をつくるよりも、お金があれば、40年もたった小学校のトイレでも直しなさい。自分の子どもは卒業して通わなくなり、孫が行かなくなると知らぬふり、あなたたちは「公僕」という字すら忘れたのですか。10月になれば要望書が出てくるでしょう。なぜこんなことを言うかというと、小学校ができて、上三川小学校は39年です、明治南小学校は43年もたっています。トイレは和式で旧式のままです。ここにいる皆様方のトイレはウォシュレットつきで利用しているでしょう。ましてや、数も少ない子どもたちの不便さなんかを考えませんか。行政は、耐震基準の見直しとか、建て替えるときにやるということではなく、耐震設備がないとトイレがだめだというのなら先にやればいいじゃないですか。子どもたちは町の宝です、国の宝です。少子高齢化の時代に、子どもたちがいなければ、この町も滅びるのです。皆さんがよくわかっていることです。前倒ししてもつくれるかどうかをお聞きしたいと思います。

平成21年3月定例会報告その8

そこで3の2、町が発注する建物の設計施工は、この町にある人にお願いし、この町にある会社がみなさんでつくれるような方法を講じていただければ、私は何にも言うことはないと思っています。また、感謝状を送った西松建設が、新聞やテレビで報道されているとおり、民主党の党首の秘書まで逮捕されるような始末です。その会社に感謝状まで出し、セレモ二一まで町税で行ったことについて何を感じたか、お聞かせいただきたいと思います。

次に、我が町はいろいろなところに建物、町有地、広場、公園があります。すべて管理・整備し、毎年、清掃や剪定を行って手入れしています。なのに、花が咲き、実がなるものが一本もありません。子どもたちが遊びに来る、来てほしいと皆さんが喜ぶものがあってもいいのだと私は思うのです。実は食べられるもので、例を言えば、私が子どものころ、人のうちのものを黙って食べたこともあります。モモ、スモモ、グミなどがそうでした。花が咲き、実がなるということは心も和みますし、今、我が町の樹木を見渡せば、業者が喜びそうなものばかりです。手入れが少なく、面倒でない、しかもお金がたくさん取れる樹木です。町長がどうしてもやりたいと言うひまわり園も、どこかの二番、三番煎じで、「よかった」と言う人がいるなら、またやればいいと思います。ただ、やったということに税金が幾らかかったということも発表することを忘れないでください。そのヒマワリで油を取り、何かに利用するとか、特産物にするとか、あとのフォローがないのが残念でなりません。

ちまたでは、特定業者が、酒のせいかどうかわかりませんが、「おれ一人ぐらいは城祉公園の剪定管理で十分食べていかれる」と、豪語している場面に出食わした人がいます。町はその業者の言いなりになって、剪定の簡単な、管理しやすい樹木を買わされているのではないでしょうか。確かに、そう言われれば、花が咲くものはいきいきプラザには一本もありません。すなわち、管理費がかからず、業者の利益が多いということに尽きるということです。つまり、我が町は、まちづくりといっても、業者任せの夢のないものしかできないのです。

平成21年3月定例会報告その7

また、3の通告に入りますが、工事の入札や指定管理者について、私は談合がないとは思っていませんが、公の場であるので、ないと思ってお尋ねをします。指定の金額に対して金額の一番上で決裁するとか、下で決裁するとかというのは、役所の計算表をつくり、極端に言えば、金額の1円上か2円下かで入札が行われると思います。

私がお尋ねしたいことは、3の1、今までに規定の入札価格よりも上で入札したことが過去にありますか。また、過去20年間、入札で、落札額の規定額より低く落札したとして、その落札者が工事をし、その工事に追加工事があったのか、なかったのか、手直し工事があったのか、なかったのか、それもあわせてご報告ください。私の調べでは、全部と言っていいほど、追加工事ないし手直し工事あり、そうすると、一番高い落札金額と同等となるような感じがしております。それで利益が出ないという会社があるなら、早く倒産することですと私は思います。

このようなばかげたことをこの町は延々とやっていることに、私自身が腹を立てているのです。このようなことを見て見ぬふり、私のような1年生議員ですので、大先輩の悪口になると思いますので、先見の明を持たなかった人々が20年前、30年前にはたくさんいたということで終わりにしたいと思います。

次に、建物をつくることでお聞きします。いきいきプラザは、今はきれいです。よいデザインだと思います。しかし、使い勝手の悪い建物だと思っているのは私だけでしょうか。利便性をかなえたすばらしいものではなく、格好ばかりの張り子の虎のように思えてなりません。つくった町長は自己満足していると思いますが、10年、20年後はどうなっているとお思いですか。その費用も税金です。この税金を無駄遣いと言わずして、何を無駄遣いと言うのでしようか。私が思うに、多額の代金を払ってつくらせてやったほうが、工事を受けさせて利益を生み、今、新聞で騒がれている裏金までつくっているんです。その工事を請け負った設計会社、建設会社は逆に、お礼を言われて、感謝をされて、記念品などをいただくのが町だと私は思っています。工事を無事完成するのは当たり前のことで、儀式を慣例化するような催しは何の意味も持ちません。むだな出費になるだけです。その分、町民に還元したほうが入場者が少しでも多くなると思うのです。役所というところは、セレモニーの好きな人が多くて、見栄っ張りなのでしょうか、自分の金ではないから金の使い方も役人的で、私が考えてもどうしようもないと思います。

ただ、先日、視察に行った四季彩館なるものが石川県の瀬波にありました。名前のとおり、春、夏、秋、冬で「四季彩」と言うのでしょう、花を咲かせるのが大変で、管理をするのがもっと大変とのことでした。その理由は、建物が非常に変わった建物で使いづらいそうです。ガラスが多いため、夏は冷房、冬は暖房と費用を捻出するのも大変ということでした。また、築20年と古くなり、リフォームの費用は多額になり、大変だと言っておりました。そこで、議長と私たちも一緒に行ったのですが、私は、その館長に、「私見でいいですが、どういうことですか」と聞きました。館長が言うには、「非常によくありません。これはつくらないほうがいいというくらいでした」というお答えでした。つくるということを決めたのですから、つくることはいささかも反対はしません。ただ、私たちが死んだ後、20年も30年もその建物は残るわけですから、そのときにまたみんなに負担をかけないような建物をつくってほしいということが私の願いであります。

平成21年3月定例会報告その6

そこで、通告書の2の1、巡回バスについてタクシー並みの利便性を兼ね備えるものにするにはどうしたら可能になるのか、お答え願います。

次に2の2、いきいきプラザの休館日が茂原の健康センターと同じ月曜日でなければならない、その理由をお聞かせください。

また2の3、なぜ来場者の声を聞かないのかということで、昨日の議会で私が三度ほど質問しましたところ、三度質問したからだめだということを隅内議員に叱られましたので途中でやめていますが、「おふろの通路をつくった。座っている人が見にくいから、要望があった」ということが課長と町長の意見でした。じゃあ、「サウナをつくってくれ」という意見が何人もいます。なぜつくれないのですか。それなら毎日、ふろに行きます、そういう方はたくさんいます。もう一人、職員の中に、約3分の1強、一度もここに行ったことがない人がいます。町でつくったものに職員が行かないというのは、だれが行けばいいんですか。職員が一番先に行って毎日使うから町民も来るんです。町民が行ってくれないと、おれたちは行かないのだというのでは、つくった責任はどっちにあるんですか。
プールとおふろを直結にしている茂原は、入るのに都合がいい。体が冷えても目の前におふろです。ここはお風呂に行くのには、一旦着替えて、グルッと回って、また脱ぐのです。人間が2回脱いで、また入るほどの設備ですか、サウナもないところです。そういうふうに、行ったこともない、入ったこともない人がつくるから、こういうことがおきるのだと先ほども私が言ったとおりです。入っていないのだからつくれるわけはないのです。宣伝の仕方もそうです。そこで、私は、あなた方は官僚ではないのですよ。この町で生まれて、この町で育った職員なんですよ。

そこで、2の4、商売につながることはどういうことなのかということをお聞きしたいと思います。

平成21年3月定例会報告その4

そこでお聞きしますが、ない物ねだりの好きな上三川町にも、ないものは駅前というものではないかと思っております。石橋駅東口を抱えているにもかかわらず、マスタープランにある駅前開発は行われていないのです。だから、私は、声を大きくして言いたいのです。この不景気に、日産に頼らないまちづくりは、独自の発展をしなければなりません。そのためには人口を増やすこと、魅力ある町にすること、町外から人や会社を誘致することしかないと思っています。皆さんも百も承知だと思います。私より先輩なのですから、この計画に異論はないと思っていますし、賛同していただけるものと信じています。また、今後、この開発について、一部の人のためや不動産やディベロッパーのためではないことは知って欲しいと思います。なぜならば、個人の私利私欲でこの計画や開発を利用されたくないからです。町がつくり、町が販売し、上三川町のため、町民のため、町民になってくださる人たちのために行う事業だからです。仮に、駅前の開発になって、住宅開発が完成すれば、最終的には1万5,000人ぐらいの人ロ増になるのではないかと思っていますし、そうすれば、町から市に変われるのではないかと希望も持っています。

今まで、「日産がくしゃみをすれば町が風邪を引く」と言われてきましたが、今では、「日産がくしゃみをすると肺炎を起こして死にます」というような状態になります。この町は、宇都宮と対等合併を拒絶して、町としての存在を住民が選んだと聞いております。では、選んだならば、「行政として何をすべきか」ということは、この議会におられる人たちは理解し、認識しているということです。これから町がとるべき道は、住民を増やし、税収を上げていくことが最初に行うことだと思っています。ならば、駅前の開発は不可欠ではありませんか。私は、この計画に1つのポリシーを持っています。また、職員の天下りもつくってあげられるようにしたいと思っています。天下りといっても、後ろのほうでお笑いになりますが、たくさんいるのですから、65歳まで年金はもらえないので、その間に働くところぐらいつくってやらないと、私たちがこれだけいじめているのですから、少しは働けるところをつくることもいいことだと私は考えているところであります。

平成21年3月定例会報告その3

そこへ持ってきて、我が町はいまだに石橋駅東口を持ちながら開発の遅れをとっています。真岡市よりも地の利のよい上三川は、工業団地さえ売れ残りがある始末です。これについて誰一人責任は取りません。歴代の首長の統率手腕がないのか、能がない職員が多かったかは判断できませんが、すべて当てはまるのでしょう。上三川町から出たことのない職員が営業しても売れないのは当たり前ですし、それが現状です。また、私は、かの20年間、さかのぼって議員の発言内容を調べたところ、10年間、一度も発言していない人もいます。これでは仕方がないのかなと、私も思っています。
発言内容を調べてみますと、言うだけで終わる発言ばかりでした。まともな回答がないということです。答弁があって、それを実行に移した形跡すらも曖昧です。その答弁も数字ばかり出てきて、結果、報告はされません。その答弁となると、町長一人が答弁を行っています。まるで町長一人で町政を行っているようですし、そこに町の職員がいないのかと錯覚してしまいます。

作ったことのない、見たことのない、使ったことのない、聞いたことがない、ないないづくしの職員に「やれ、やれ」と言っている私の頭がおかしいのかなと思案中であります。「行政改革」とか「無駄遣いをなくせ」と言ってはみても、机上の空論でつくった10力年計画の冊子を作るほうがよほど費用がかかるのではないかと考えています。ましてや、その冊子に掲載されてある調査費も捻出できないということです。行政とは、計画したものには予算が出ることを知りました。