平成28年12月定例会その4

2.上三川町新産業団地構想について(つづき)

◆質問(つづき)
(5)どのようにすれば(町の)人口増につながると思いますか。
(6)雇用創出と定住促進を町長は言っておりますが、定住促進地はどこにあると思いますか。
(7)現在のサラリーマンの平均年収、414万円で住み良い町にする施策は何かございますか。

◎回答【町長】
(5)町の人口につきましては、日本全体でも人口が減少している中、上三川町が人口を増加させるということは大変難しいことではあります。しかし、町の活力を維持していくためには人口の減少に歯止めをかけることが重要であると考えておりますので、その方策の一つとして、就業の場の確保、安定した雇用の確保を目指し、新産業団地開発事業を推進していきたいと考えております。
(6)定住促進ということでございますが、上三川町は都市計画区域の指定がされており、市街化区域(※注1)市街化調整区域(※注2)との線引きをしております。既存の市街化区域の中にはまだ住居系の土地利用がなされていない土地がございますので、まずは市街化区域内の住居系地域が設定されているエリアにお住まい頂きたいと考えております。
(7)住みやすい町にする施策でございますが、昨年度策定いたしました上三川町第7次総合計画(※注3)は、町の全ての行政活動の基本となる最上位の行政計画として、まちづくりの原則や町の将来像を実現するための道筋を示すものでありますので、総合計画に示されているさまざまなまちづくりの施策を展開し、それらを推進してゆく中で総合的に住みやすい町を築いていきたいと考えております。

(注1)市街化区域
すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域。
(注2)市街化調整区域
市街化を抑制すべき区域。この区域では、開発行為と都市施設の整備も原則として行われない。つまり、新たに建築物を建てたり、増築することを極力抑える地域。
(注3)上三川町第7次総合計画
 ※次回、その5に第7次総合計画の概要について、掲載します

平成28年12月定例会その3

2.上三川町新産業団地構想について

◆質問 
 上三川町の新産業団地構想についてお伺いします。
 (1)平成26年度から産業拠点として検討を始めた6地区の候補地について、検討した内容について。
 (2)候補地の6地区は農振地区が多く工業団地、産業団地には適していないと思いますが、どのような考えがあるのでしょうか。
(3)6地区の候補地について、土地利用アンケートの内容を公表する予定はありますか。
 (4)北関東自動車道と新4号線が交差する立地優位性を最大限に生かす距離は、どこまでと町長は思っていますか。優先距離は何キロぐらいですか。

◎回答【町長】
(1)新産業団地開発事業につきましては、10月20日に議員の皆様に、新産業団地開発事業の方針について報告をさせていただき、その後、地元説明会を開催し、地域の皆様に町の考え方について説明させていただいたところでございます。
6地区の候補地について検討した内容でありますが、長期にわたり農業上の利用を確保すべき土地をする農振用地区域との関連性や、宇都宮上三川インターチェンジとの近接地、また既存工業団地との連続性、一体性、さらには土地利用に関するアンケートの結果など、さまざまな視点から検討したものでございます。
(2)農振用地区域につきましては、今後も長期にわたり農業上の利用を確保すべき土地とされており、議員ご指摘の地区には、農振用地区域を含んだ候補地がありますが、町全体の土地利用のバランスを考えた中では、町内でも高い交通利便性を有していると考えられていますので、工業団地に適さないということ一概には言えないと考えています。
(3)土地利用アンケートですが、第7次総合計画の策定において、今後の土地利用に関する部分について、該当する地区だけアンケートをとったものであります。総合計画策定のための下資料的なアンケートになりますので、その結果について、現在、公表する予定はございません。
(4)立地優位性を最大限に生かす距離としては、具体的に何キロメートルまでといったことをお示しすることはできませんが、新4号国道沿いで宇都宮インターチェンジに近いほど優位性が高まると考えております。

平成28年12月定例会その2

1.道の駅について(つづき)

◆再質問
高根沢町は農産物直売所を持っており、今、道の駅構想を協議中とのことでした。道の駅構想は立ち遅れているようですね。(道の駅がないのは)野木町と上三川町、2町だけだと思います。(道の駅を)つくれない町なのか、つくらない町なのか、どのように町長はお思いですか。

◎回答【町長】
必要性としては町としても感じておりますので、今後、調査・研究をしていきたいということでございます。

◆この質問の最後に質問者から一言
ジョイフル本田の近くにJAの直売所があります。そこから2キロと行かない下野市に道の駅があります。そこから半径4キロ以内にもう一つつくると言っても集客性にちょっと乏しいのではないかということと、地場産業が皆つながっていますから、売るものの限定が、ほとんど同じようなものになってしまいますから、これに多額のお金を出すということは、今になって、私も賛成しづらいかなと思います。
一番先に上三川町に道の駅構想があったという時点で、この道の駅を議会が反対したということを聞き、この質問をするのはどうかと、実は私も思っているのです。議会が反対してしまったものを行政にやれと、私が言うのはおかしいのですが、せめて星野町長には、(道の駅ましこ)オープニングセレモニーには行って欲しくなかった、ということだけが本音です。(道の駅が)ない町の首長が行ってお世辞を言うのは悲しいことなので、そんなときは副町長に行ってもらい体面だけとればいいのでは、と思い、この質問は終わりにしたいと思います。

平成28年12月定例会その1

平成28年12月 上三川町議会定例会 一般質問  
質問者:勝山 修輔

1.道の駅について

◆質問 
道の駅についてお伺いします。
(1)県内の行政が関連した道の駅のような施設はいくつかありますか。
(2)道の駅ましこのグランドオープンセレモニーに出席した町長の感想は。
(3)町内に道の駅がないことについて町長はどのように思われますか。
(4)前町長がなぜ道の駅をつくらなかったのか、理解していましたか。
(5)現在、議員の中で「上三川道の駅構想」を知っている方はいるのか。
(6)上三川町では、今は道の駅構想はどのようになっているのか。私が聞いたところ、直売所を一つにする話があったそうですが、それだけの需要がないということを、ある議員から言われ、これも仕方ないのかなと思いましたが。

◎回答【町長】
(1)県内の施設につきましては、道の駅に限定してお答えさせていただきますと、10月にオープンしました道の駅ましこを含めて24ヶ所でございます。
(2)、(3)道の駅につきましては、地域の核として農産物の販路拡大やPR、地元商業の活性化などの経済効果が大いに期待でき、地域の活性化の起爆剤になり得る施設でありますので、その必要性は感じております。
(4)前町長が道の駅をつくらなかった理由につきましては、お聞きしておりません。
(6)道の駅につきましては、その必要は十分に認識しておりますので、今後も調査・研究をしてまいりたいと考えております。
(5)【回答:副町長】 
道の駅設備構想につきましては、平成12年度に関係課長4名なるプロジェクトチームを設置して検討した経緯がございます。当時のプロジェクトチームに参加していた職員につきましては、現在は全員退職しております。