平成25年3月定例会その6

議長【隅内正美君】
 継承とか何かという話を、この議場でお話しされたというお話ですか、きちんとお願いします。
 それと公約との関係を、申しわけございませんが、どうぞ。
5番【勝山修輔君】
 他の市町村で、例えば、前任者の議会での答弁は後任者が引き継ぐことが当時の行政の目安となり、前提となります。では、上三川町の場合はどうなんでしょうかということをお尋ねしたかったわけです。
議長【隅内正美君】
 これは質問に値しませんので、質問を変えてください。
5番【勝山修輔君】
 ああ、そうですか、わかりました。
 それでは、4番目の民間委託契約と公共物使用について。(1)委託契約は町としては何通りの契約があるのですか、その内容をお教え願います。(2)契約に基づいて使用及び利用している内容を把握しておりますか。(3)町関係の独占的な使用または販売委託はありますか。(4)農産物加工所の運営についてお伺いします。この4点をお願いいたします。
議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。副町長。
副町長【青山誠邦君】
 ただいまのご質問の1点目についてお答えいたします。
 委託契約とは、契約に基づいて一定の行為を他の者に依頼することでありまして、その範囲はとても広いものでございます。一口には何通りと申し上げることができませんが、町が発注する業務委託の一例を挙げますと、収集運搬業務委託・施設管理業務委託・測量業務委託・設計業務委託・工事監理業務委託・警備業務委託・事務機器保守業務委託・検査業務委託・点検業務委託・調査業務委託・計画策定業務委託・製作業務委託等、さまざまな種類がございます。
 続きまして、2点目でございますが、委託契約でその契約に基づき施設を使用等させることはありませんが、地方自治法に基づき、町長にかわって公の施設の管理運営を行う指定管理制度がございます。この制度は、議会の議決を経た者が、公共施設の管理運営等をするもので、委託契約とは異なる行政行為であります。指定管理者は、町長にかわって施設の管理運営を行い、町長に対しては施設の管理者として管理運営の状況を報告することになっており、施設の使用、利用状況は把握しております。
 続きまして、3点目でございますが、委託契約に基づく独占的な使用等を認めている施設はございません。また、町が他の者に販売委託をしている例もありません。
 次に4点目ですが、農産物加工所は、農産物を加工し、その付加価値を高めることによって、地域農産物の消費拡大を図るとともに、生産者と消費者との交流を促進することなどを目的として建設されたものであります。
 管理につきましては、平成18年度から指定管理者制度が導入されたことによりまして、地域農業振興に係る各種事業を総合的に展開し、農業・農村の維持及び発展を目的とする上三川町農業公社を指定管理者として指定し管理運営しているところでございます。
 平成24年度の指定管理費は170万円であり、主に加工機器の点検、光熱水費等の経費でございます。より一層の経費の節減に努めてまいりたいと考えております。
 以上で答弁を終わります。

平成25年3月定例会その5

議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 前町長の議事録での発言という部分をもう一度詳しくお聞かせ願えますでしょうか。
議長【隅内正美君】  
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 その資料を今日は持ってきておりません。私が議事録を持ってこなかったのは、町長が見ているかと思いまして持ってこなかったのです。私は、前町長が言った言葉で、私の記憶にあるところは、「私は5月28日で終わりますが、それまでに1つの結論を出すようにしてまいります」といったようなことが書いてあります。そういうことを私は読んでいただいたのかと思って再質をしたのですが、町長が読んでいないことをここで質問してもかみ合いませんので、これは次回に、またよく読んで答えていただきたいと思います。
 町長は、加工所の件に関しても、議事録に載っていることなので、その当時の発言を重く受けとめるということはおっしゃいました。そのことは答弁として、猪瀬前町長の後見で町政を継承したのであれば、公約ですか、違いますか、どちらでしょうか。
議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 前町長が議会で発言されたことは町長としての発言ですので、その前町長の発言は重く受けとめたいと思います。ただ、それが私の選挙公約、町長の公約となるかというのは、それはまた別の問題であると考えております。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 では、前町長の継承者として町政を司るということは、前町長が発言したことの実行はするのでしょうか、しないのでしょうか、その辺のことを一言お願いいたします。
議長【隅内正美君】
 質問者に申し上げます。継承とか何かというのは、どこから出ているのか、もう一度お願いします。
5番【勝山修輔君】
 議事録に載っていることでございます。その議事録は読んでいないので、私のほうで今、控えるといったことでございます。ですから、そのことを今、あえて、議事録を読んでいただいて、そういうことを考えていただけますかということです。

平成25年3月定例会その4

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 ありがとうございました。私がなぜこれを聞いたかといいますと、後でこれと関連することを質問したので、あえて聞いたわけです。
 私も集中改革プランの委員になっておりますが、私は私なりに評価したことが一部正しいこと、一部正しくないことがあるので評価の点数が辛めでしたが、それが金銭的にどこにもあらわれないということが不満で、こういうことを質問したと思ってください。
 町長が今年、25年度の所信表明で、「自分の責任において必要な行政サービスの選択、なお一層の行政改革に邁進し、全ての経費について徹底的に精査をする」とおっしゃっています。これは公約だと私は思っておりますが、これからの質問に明快なる回答をいただければいいと思っております。
 質問の3に入りたいと思います。「行政の首長の公約とは」ということで、(1)公約の大きさというか、責任の重さをお聞かせ願えますか。(2)公約とマニフェストの違いをどうお考えですか。(3)公約を選挙で口に出すということは実行するということでよろしいでしょうか、答弁をお願いいたします。
議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。町長。
町長【星野光利君】
 ただいまのご質問にお答えいたします。
 マニフェストとは、政権公約、あるいは選挙公約と言われるものでありまして、公約とマニフェストとは同じ意味であると認識しております。マニフェストの起源はイギリスであるとされ、日本では平成15年春の統一地方選挙を前にして、当時の三重県知事北川正恭氏が提唱したのが始まりであります。マニフェストの意義としては、「具体的な目標のはっきりした政治」、「明確な評価が可能な政治」、「具体的な政策執行を担保する政治」を実現するために必要なものと言われております。選挙公約は、私が上三川町の町政のかじ取りを町民の皆様からお任せいただく上で最も大切な約束でありまして、私が目標とし、達成していかなければならない課題であると認識しております。着実に実現していく考えでございます。
 なお、現時点での公約の実施状況につきましては、貝賀議員の質問の際にお答えしたとおりでございますので、重ねての答弁は控えさせていただきたいと思います。
 以上で答弁を終わります。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 それでは再質をさせていただきます。
 以前の議会で「前町長の議会での発言は議事録を見ていないのでわからない」という発言でした。その後、見ていただけましたでしょうか。議事録を読んだ上の公約と思える発言は、町長は実行すべきだと思いますか、どうでしょうか。

平成25年3月定例会その3

議長【隅内正美君】 
 執行部の答弁を求めます。副町長。
副町長【青山誠邦君】
 ただいまのご質問の1点目についてお答えをいたします。
 集中改革プランにつきましては、上三川町行政改革大綱(第3期)の実施計画としまして、第1期集中改革プラン(平成17年度から平成21年度の5カ年)を策定したのが始まりでございます。これ以前のものにつきましては金額を正確に把握することは困難でございます。
 第1期集中改革プランの金銭的評価、実績でございますが、経費効果額としまして、平成17年度から平成21年度までの5カ年で4億251万円でございます。また、第2期集中改革プラン(平成22年度から平成26年度)の金銭的評価、実績でございますが、経費効果額としまして、平成22年度は6,153万3,000円、23年度は841万5,000円となっております。
 次に、2点目、3点目、4点目につきましては関連がございますので、あわせて答弁をさせていただきます。
 第2期集中改革プランは、取り組み事項を1.事務事業の見直し、2.時代のニーズに即応した組織・機構の見直し、3.定員管理の適正化と計画的・効率的行政運営、4.行政の情報化等による住民サービスの向上、5.住民参画と公共施設の効率的な設置・運営、6.財政の適正かつ健全な運営に分け、具体的には41項目の取り組み事項を掲げまして、平成22年度から平成26年度までの5カ年にわたって目標値を定め、現在取り組んでいるところでございます。
 ご質問の分類1の(2)につきましては、事務事業の見直しとしまして、行政手続の公平の確保・透明性の向上を図る項目の事業として、①新地方会計制度による財務4表の公表、②情報公開制度の適正な運用を対象に評価を実施したものでございます。
 分類5の(2)につきましては、住民参画と公共施設の効率的な設置・運営としまして、公共施設の効率的な設置・運営を図る項目の事業としまして、①職員の福利厚生施設の見直し、②農業集落排水事業の普及・推進、適正な施設管理を対象に評価を実施したものでございます。
 分類6の(3)につきましては、財政の適正かつ健全な運営としまして、使用料及び手数料等の見直しを図る項目の事業として、①広報かみのかわ等広告掲載事業の推進、②水道検針票の広告の検討、③ごみの減量化の推進を対象に評価を実施したものでございます。
 これらにつきましては、勝山議員さんにも第2期集中改革プラン評価委員として評価をいただき、大変お世話になったところでございますが、昨年7月に評価委員会外部評価を実施し、それらをまとめまして「集中改革プラン(第2期)平成23年度実施状況等報告書」を昨年の8月の行政改革懇談会で報告し、その後、8月23日に開催されました町議会全員協議会でご報告申し上げたところでございます。
 以上で答弁を終わります。

平成25年3月定例会その2

議長【隅内正美君】
 異例ではございますが、質問者に申し上げます。議会規則第75条を遵守されるよう、よろしくお願い申し上げます。勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 それでは、再質問をさせていただきます。総合計画は、株式会社ぎょうせいというところがつくったものを上三川町に当てはめてやったことだというふうに聞き及んでおります。これをすることによって金銭的な計算ができないということでは、実績は口頭で言ったことで、私たち素人、町民が果たして、百何十億かけて幾ら経費が節減できたか、それがどういうふうになったかということのバロメーターがわかりません。実際には、何々をした、何々をやった、できた、それすらもわからないことなので、私の言いたいことは、この事業をしてきたことによってこれだけのお金を予算化し、それでこれだけのものが経費節減になったということを、どうして行政側は示さないのかということが私は不満でならないので、あえて質問しました。もしできることなら、金銭的な金額をお出し願いたいと思います。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 後ほど、2番目で集中改革プランの実績についてのご質問が出ておりますが、行政改革の中で、集中改革プランを定めまして、それの中での節約の金額というのは、ある程度、金額的にはでておりますが、先ほども答弁したとおり、総合計画の中では、実施した事業の数とか、金額であるとか、実績については申し上げたとおりでございます。
 それから、行政評価につきましては、金額的な問題よりは、その有効性とか成果であるとか、そういう事業の実施した中身が計画に従って実施されたかどうかという評価でございますので、例えば、申し上げますが、環境美化運動の推進につきましては、23年度の実績としまして256万2,000円、このように実績がありまして、目標に対する達成度は100%と、このように、先ほど申し上げました事業、個々につきまして実績額と目標のパーセンテージ、このような形で評価を加えているところでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私がお願いしたいことは、2番目で質問するところでお示し願えるのならば、それはそれで結構です。こういう事業をして、これだけのことができたのだということを広く町民に、言葉で何々をしたというのではなく、これだけのことをしたので、これだけの予算を削減できたということをきちっと明示していただきたいということで、私はこの質問をいたしました。
 それでは、2番目の集中改革プランの実績について。(1)集中改革以前と現状を金銭的に評価し、実績をお伺いしたいと思います。(2)集中改革プランでは、1から6までの大見出しがありますが、その中で分類1の(2)についてお伺いします。行政手続の公平の確保、透明性の向上とうたっていますが、どういうことなのでしょうか。(3)分類5の(2)についてお伺いします。公共施設の効率的な設置、運営とありますが、このことについてもお伺いします。(4)分類6の(3)についてもお聞きしたいと思いますが、使用料及び手数料の見直しについてはどのような答弁が聞けるのでしょうか。(1)から(4)までの答弁をよろしくお願いいたします。

平成25年3月定例会その1

5番【勝山修輔君】
 私にこのような機会を与えてくださった有権者の人に感謝申し上げて、質問に入りたいと思います。
 質問事項1から5までございまして、1番、総合計画、実施計画、行政評価の実績について、(1)から(3)まで、明細のとおり、執行部の答弁をお願い申し上げます。
議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。副町長。
副町長【青山誠邦君】
 ご質問の1点目についてお答えいたします。
 昨年12月議会におきまして答弁したとおり、本町におきましては、いわゆる事業仕訳は実施しておりませんが、効率的で質の高い行政の実現、成果重視の行政への転換、職員の意識及び資質の向上を図るため、総合計画の実施計画事業を対象に行政評価を実施しております。評価は、対象事務事業の必要性、有効性、効率性について4段階で担当課及び企画課が評価し、その結果を実施計画の策定、予算の編成等に活用しております。また、定員適正化計画、上三川町財政適正化計画を実行することにより、経費削減に努めているところでありまして、事業仕訳につきましては導入の考えは持っておりません。
 次に、ご質問の2点目でございますが、議員ご存じのとおり、現総合計画、上三川町第6次総合計画につきましては、計画期間は、前期基本計画が平成18年度から平成22年度までの5年間、後期基本計画が平成23年度から平成27年度までの5年間となっております。実施計画は、この基本計画に示しました主要施策に基づき具体的に実施する事業を定めたものであり、事業の優先順位や具体的な事業内容、財源等を示したものであります。計画期間は2年間とし、ローリング方式により毎年度見直しを行っております。
 ご質問の実績でございますが、前期、平成18年度から平成22年度の5カ年で、延べ603事業269億9,876万1,000円、後期につきましては、23年度及び24年度は途中でございますが、2年で延べ233事業、68億6,226万円の実績となっております。
 次に、ご質問の3点目ですが、行政評価の金銭的な評価でございますが、行政評価は、先ほど答弁しましたとおり、効率的で質の高い行政の実現、成果重視の行政への転換、職員の意識及び資質の向上を図るため、総合計画の実施計画事業を対象に実施しております。評価は、対象事務事業の必要性、有効性、効率性について評価を実施しており、金銭的な評価については実施しておりません。
 以上で答弁を終わります。