税金の無駄遣い その1

今日は、私が4年間かけて議会で質問し続けていることを書きます。

それは、農産物加工所という町所有の建物のことです。
あの加工所は、だれのために造ったのでしょうか、というところから話しますと、長くなり見てくださった方々が飽きてしまっては意味がないので箇条書きで書きます。

①公共的施設なのに、使用者は一団体で使用しています。

②指定管理者がいるのに、使用する人間が出入り口の鍵を持っています。

③公共的施設の使用時間は規則で決まっていますが、夜でも使用出来るのですか。

④公共的施設の中に、個人個人でロッカーのような物まで持ち込み、使用する私物を入れてありますが、そのようなことが出来るのですか。

⑤他の公共的施設は指定管理者が使用料を徴収するのに、なぜ町が直接するのですか。

⑥利用するには、町の条例及び、規則がありますが、守られていないとのことです。

⑦この加工所を作った費用と修理代は
補助事業費の合計                        72,400,000円
現在までの修理改修費及び機材代金合計           9,849,730円
この2つを合計すると                       82,249,730円
これを7年間で割ると年間                    11,749,961円

⑧使用料収入と費用(平成15年から平成21年まで)
収入は       7年間で 1,683,456円、年間       240,493円
維持管理費は   7年間で11,957,516円、年間     1,708,216円
差引額は      7年間で10,274,060円、年間     1,467,722円

⑨ ⑦と⑧の費用を合計すると
これまで加工所にかかった経費                94,207,246円
これを組合員22名で割ると1人あたり、7年間        4,282,147円
                          年間          611,735円
赤字を22名の為に税金で賄っているのです。
数字で書くと簡単ですが、約9400万円という一生見る事の出来ない金額になるのです。
この金額を知った時、町民はどう思うでしょうか。