反対討論

 私は今、議会での一般会計予算審議の中で二点ほど、反対討論を述べさせていただきます。
 まず、一点目は第二期目に入りました集中改革プランのテーマにおいても大見出しで①行政手続きの透明性の向上②公共施設の効率的な設置、運営等、又当該設備の使用料、手数料等の見直しなど眼目に掲げました。
 平成25年度の町長説明書の中でも「町政運営にあたり、限られた財源の中で簡素で効率的な行政システムを確立する為に、なお一層の行政改革を推進する。」と述べております。又、町民が恩恵に預かることのできる補助事業に関しては、それらのすべてを2割~3割の予算カットの方針を打ち出しています。しかしその反面、町民が一生に一度乗れるかどうかの最高級車の買い入れを予算に組み込んだり、町の管理設備に指定管理者制度を持ちこみ、年間252,773,438円の金額を計上し、公民館、体育館、農村環境改善センター、いきいきプラザ、図書館等の運営を委せています。この金額は町民一人当たり8,154円の税負担となって町民に跳ね返ってくるわけです。更に又、生涯学習館なるハコ物を作るために、今年度から基金の積み立てを計画しているとのことです。そうすれば、またもや指定管理者を選び管理費用がかかってくることになります。その費用はいきいきプラザ以上になってしまうのではないかと危惧する次第です。そうすれば未来の子供たちに税負担のつけを押し付けることになるでしょう。
 二点目としては、例えば町長は、日頃の行政活動においては、高級車を乗り回すのではなく、ライトバン等ではいけないのでしょうか?ワンボックスカーでは町長の威厳を保つことはできないのでしょうか。行政の運営にミエを張ることはありません。車は動いて移動の目的を果たせばよいのです。堂々と上三川町と書いたライトバンに乗ればいいのです。町民の中で、そのことを批判する人は誰一人いないと思います。
 以上、私の反対討論と致します。