平成24年9月定例会その6

議長【隅内正美君】
 副町長
副町長【青山誠邦君】
 警察官をなぜ受け入れているのかという趣旨のご質問だと思いますが、栃木県警察本部からの職員の派遣につきましては、まず、町では交通事故が多発している状況にありまして、交通安全対策の充実・強化が喫緊の課題となっております。また、都市化の進展に伴いまして、身近な犯罪が多発しております。例えば、車上荒らしであるとか、空き巣であるとか、そういう身近な犯罪が多発しているような状況で、防犯対策の充実・強化も重要な課題となっております。このような中、平成23年度は、議会のご議決をいただきまして、「上三川町安全で安心なまちづくり条例」を制定いたしました。さらに、今回ご指摘の「上三川町暴力団排除条例」を制定する見通しでございまして、より安心・安全なまちづくりを目指しているところであります。これらの条例に掲げた各種の施策を実行するためには、豊富な経験と専門知識を有する人材が必要と判断し、栃木県警察本部から職員派遣を受け入れることとしたわけでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 副町長の答弁を聞いていますと、交通事故や、そういうものに必要なので執行していただいたと、これでは暴力団追放ではないというふうに聞こえますが、同僚議員が言うには、そうではないように聞こえます。私は、この800万円を医療費に還元したら、老人介護とか、何かの費用になるのではないかと思います。現在、65歳は4,500円負担をしているそうですが、何人分の負担になると思いますか、保険課長にお伺いします。
議長【隅内正美君】
 保険課長。
保険課長【秋山正徳君】
 人数ですが、5,616人でございます。
(「800万円です」の声あり)
 大変失礼しました。計算させていただきます。1,770名でございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 そうすると、上三川町の納税者は80%が250万円以下です。それで税金を納めているのです。その納めている人1,770人が、このお金を入れないでいいということは、むだだとお考えになりませんか、それとも当たり前だと副町長はお思いですか、お答えください。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 これはまた別の問題だと思います。先ほどの警察官の受け入れにつきまして、それ相応の理由と目的がございます。また、医療費は医療費で別の目的がございますので、これを混同して考えることはできないというふうに考えております。