平成24年9月定例会その2

議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 住民に対して行政は何をしているのかという1点目のご質問でございますが、議員さんの意見を聞きながら、あるいは、町民の意見を聞きながら、住民のニーズを把握しまして、それを総合計画、あるいは総合計画の実施計画する予算化などをしまして行政サービスに努めているところでございます。
 また、株主に痛みを強いていて、職員は、その痛みを感じていないのではないか、職員も痛みを分かち合うような、そういう考えも必要ではないかということですが、これにつきましては、先ほど答弁いたしましたとおり、職員数については定員適正化計画などを定めまして、必要最小限度の人員で行政を執行するというふうに努めているところでございます。また、給与等につきましても、ここ数年は上がっていないということで、特に管理職の給料につきましては下がっているという状況でございまして、住民の方に税金を負担していただくというような視点も当然あることですので、職員につきましても、そうした形で最小限度の人数で業務を執行する、給与については下がっている。それから、町長、私、教育長につきましても、条例で定められた金額よりも5%でありますが、ずっと10年近く削減しているという状況でございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 今の答弁だと、一生懸命いろいろな施策をしてやっているというふうに私には聞こえるのですが、副町長は以前、観光協会の中で、「補助団体である商工会から補助金をもらうことは筋違いだ」と、私に衆人の前で言いました。では、執行者であるあなたにお聞きしますが、行政側として経費カット、経費節減をしたという数字がないのにもかかわらず、町民のわずかな憩いをむしり取るようなことをしたりすることはありますか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 今年度、24年度の観光協会の総会の前の役員会で勝山議員さんから質問というか、要請等がございまして、夏祭りのお神輿、23年度は350万円の補助があったのが24年度で10%のカットということで315万円、35万円のカットがあった。それにつきまして観光協会のほうから補助を出してはいかがかという提案があったわけでございますが、その際、私が申し上げましたのは、35万円の夏祭りの補助金の削減につきましては、実行委員会といいますか、地元6自治会で組織しています実行委員会のほうでも事前に了承をいただいて、それを実施計画に定めて予算化をした。予算につきましては、議員の皆様方に議決をいただいて執行する、そういうふうな手続きを踏んできて、ご理解をいただいた件でございますので、そうして中で観光協会のほうから、そのカット分といいますか、それを補助するというのは筋が通らないのではないかという話をしました。これは観光協会の役員会の会議での席上でございますので、不特定多数が集まった公衆の面前ということではありませんので、会議の中でのやりとりというふうに理解をしているところでございます。