平成24年6月定例会その9

5番【勝山修輔君】
 ではそのように言われたのでは、最後に言います。すべてをカットしたり、国民健康保険を大事にするためにカットしたとするならば、簡単に言えば、町民をいじめただけですか。それとも、町の権力者は私なのだ、町民は働きバチか労働者なのだと、一人の人間がそれをやっているようにしか聞こえなくなるのではないですか。だって、病人は病気になりたいよと言ってなっているわけではないのです。その人に「病院にいくな」「薬をもらうな」ということはそういうことと等しいと思うんです。ですから、私は、いろいろなものをカットするのは結構です。財政がなり行かなければカットするしかないのですから。それでは、そのカットを町民だけにしないで、あなた方もこれだけカットをしたということを示したほうがよろしいのではないかという質問をしているのです。そのことについて、副町長の見解をお聞きします。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 何か、私が一存でカットしろとか、予算をこうしろとか、ああしろとかと言っているようなご指摘でございますが、そのようなことは一切ございません。例えば、国民健康保険税の値上げにしましても、国民健康保険運営協議会という機関がございまして、その中で十分検討した中で答申をいただき、その結論に基づきまして税条例の改正案を議会に提案しまして、議会で可決をされて、それで国保税の値上げを実施しているということでございます。きちっとした機関がございまして、その機関の議決ないしは決定を受けた中で公務は執行しているわけでございまして、決して私の一存で町政を欲しいままにするということはありませんので、誤解のないようにお願いしたいと思います。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が誤解をしているのか、副町長が誤解をしているのか私にはわかりませんが、1年目の町長にそれだけのことが・・・
私だって4年やってまだわからないところばかりです。どうして行政というのはこんなにわからなく書類をつくったりするのかなというふうに思っています。まして、町長が1年でそんなことを把握できるはずがありません。ということは、副町長が執行者に、こうです、ああですということを言わなかったらもっと町長は知らないのではないですか。それを踏まえて、2番目の行政の町長の考えについて、また、町長の今後の施策についてわかる範囲で結構ですので、説明をいただければ幸いです。