平成24年3月定例会その9

○議長【隅内正美君】
 副町長。
○副町長【青山誠邦君】
 農産物加工組合ゆうがおと、それから、別の団体との利用調整の細部につきましては、ちょっと報告を受けていないのでわからないところでございますが、農産物加工組合の「ゆうがお」につきましては、平成10年に設立されまして13年間の活動実績がございます。次代を担う子どもたちに安全なものの味を味わってもらうために、郷土食とか伝統食を掘り起こして、それを伝えていって、豊かな食生活を推進するとか、また、上三川町で取れた農産物、イチゴとかトマト、そういうものを使って商品開発もされています。手づくりのみそとか、イチゴジャムとか、トマトケチャップとか、特に手づくりみそ、イチゴジャムにつきましてはEマーク商品ということでブランド化が図られているところでございます。また、米の消費拡大ということで、米粉を利用しました米粉パンとか、次から次へといろいろ新しい商品の開発をしまして、地元農産物のPRとか、そういうものをしてくれているところでございます。今までの実績もありますし、これからもそういう活動は活発に続けていただきたいというふうに考えておりますので、今までの実績等を勘案しながら、「ゆうがお」が、ある程度、優先的に使えるような配慮は今後もしていきたいというふうに考えております。
○議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
○5番【勝山修輔君】
 それでは、前町長が23年3月の議会で答弁している公約をお教えします。抜粋してお話ししますのでちょっと短くなっていますが、お聞きください。「残念ながら、1者で使っているということです。議員がおっしゃるとおり、これは一般の人から見ましたら、疑惑を持たれても仕方がないだろうと思います。やはり、行政はもう一度、せっかく建てた建物ですから、一度ベストに近いような状況で使わせていただくよう検討してまいります。疑惑というものはないにしても、一般町民から見たらそう思われます。そして、あそこにはいろいろな葛藤があったということも、残念ながら申し上げておきます。私は残念だと思います。なぜかと、それが上三川町の特徴なのかと思いましたが、そういうことでご心配、ご指導ということで言っています。町民の皆さんに、そういうことにならないようにと、1つの考え方を出して、町担当課、あるいは農家の皆さんに」ということをおっしゃっていますが、前町長が議会で言ったことは公約と違いますか、その公約が1年たっても守られていないということは職務怠慢ではないのでしょうか、副町長。
○議長【隅内正美君】
 副町長。
○副町長【青山誠邦君】
 当時の町長が言ったことにつきましては、町の最高の意思決定者ということでございますので、それは重く受けとめなくてはならないと考えております。実際、利用調整で何回も話し合っているという話は聞いておりますが、なるべく早く利用調整がつくように期待しているところでございます。