平成24年3月定例会その5

○議長【隅内正美君】
 副町長。
○副町長【青山誠邦君】
 委託業務の中には大きく2つあるかと思います。工事の請負契約の部分と、それから業務の委託契約でございます。工事請負契約等につきましては、これは結果責任を問われるものでございまして、例えば、道路であるとか、建物をつくったときに不備があったということにつきましては、瑕疵担保責任という形で、その請け負った業者が最終結果まで責任を負うという形でございます。業務委託契約につきましては、結果責任は最終的には問われないということでございます。委託された業務をきちっと努力をして遂行していれば、結果、未収金が生じたとか、そういうことにつきまして、最終的に責任を負うということはないわけでございます。
○議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
○5番【勝山修輔君】
 それでは、そのような契約をおやめいただけますか。条文にないことをやる必要はないということです。民間に委託をしたのですから、民間が取れないものは自分で処理をして、町には一切迷惑をかけないというのが委託契約だというふうに私は思います。また、とって当たり前だと思います。ですから、私は、そういう契約の仕方をする行政がだらしないのではないかと思います。ですから、今度契約するときには、そういう条文をお入れくださって契約していただけるように、あいまいな契約だと、いつも行政側が血税を取られてしまうように私は感じます。
 次に移りますが、そういう意味で、私は、常識と非常識ということを伝えたのであって、一問一答ですから、全部つなげて聞くことが本当の議会だと思っておりますので、議長の言うように、1つのことに1つ答えるのは、それは一問一答ではないと思いますので、その辺をひとつご了承ください。
 また、町長の基本方針で述べられている中で、「みずからの責任において必要な行政サービスをし、町民にわかりやすい、簡素で効率的な行政システムを確立し」とあります。私は非常に同感であります。星野町長が実行することを本当に願ってやまない一人であります。予算の基本でも、「日本の再生重点措置、むだ使いの根絶」などと趣旨説明にありますが、町長の説明を何度読み返しましても全く非の打ちどころのないものでした。町長ご自身でお書きになったと私は信じたいのですが、このとおりになればよいと思っております。私は、町長の言うことを信じますが、世の中の言葉には「いわずもがな」という言葉があります。これは、「だれが見ても」という意味ですから、ご了承ください。
 それでまた、私は、4年間、むだ使いについて、行政の理由、屁理屈をたくさん聞いてまいりました。一度も答えが返らずに今に至っております。先ほども、午前中の質問で、改善センターのことを、たくさん、立派なことだと言っておりますが、私は、むだ使いということについて質問いたします。あそこの改善センターができたのは今から25年前です。今まで154万円の収入で、設備管理費というのが2憶300万円あります。その次に加工所の使用料ですが、20年には8年間で190万円です。持続管理が1,300万円です。この2つを総合すると、使用料は344万円で25年です。2つの管理費の合計は2憶1,600万円です。これだけのものを使ってやっていくことがむだじゃないのだという根拠は何なのかということをお聞きしたいと思います。体の改善、いろいろな食べ物、いろいろなことがあるでしょう。しかし、私が言っていることは、血税が使われているということです。
ちなみに、これを年間で言いますと、上三川町の年収は250万円以下が平均60何%だというふうに町のもので、アバウトですが出ています。そうすると、これだけの血税を使っていきますと、年間何人の人の年収にアバウトで値すると思いますか。30人ですよ。30人の年収を1年間で費やしているということです。これがむだじゃないという根拠はきちっとして出していただかないと、立ててしまったものはずっとこれから払っていく、使っていくのだということではちょっとおかしな原理ではないかと思いますので、その辺のことをお尋ねいたします。