平成24年3月定例会その3

○議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
○5番【勝山修輔君】
 それでは、常識、非常識ということでお尋ねしますが、私は議員の方々にも一言、言いたいことがございます。多数決の原理で承認されました、民間委託契約をしているウォーターテックの件であります。議会が始まる前に税金で負担する金額を、どういう趣旨で支払えるように税金で対処できるようになったのか、お教え願えますかということをお聞きしたいのですが、今まで、いつから、だれが決裁をして、どうして税金で民間委託したものが払えるようになったのか、お答えをいただいておりません。そこで、改めてお聞きしますが、徴収義務ということはどういうことなのでしょうか。委託業務の範囲の中に書いてないものはどうするのでしょうか。欠損金が12年から16年の5年間で288万9,471円、1年間で平均しますと57万円の損金を税金で処理しております。
 私は、民間委託しているものを、どうして税金で対処するのか、何度も民間委託契約書を読んで理解をしようと思ったのですが、理解ができなく、それはどのような条例とか条文でやっているのかということで、民間では、利につながらないものは「むだ」と言います。なぜかというと、利益、すなわち収入がないと税金も払えませんし、家族も食べさせていけません。この発言で私が言いたいことは、常識なのか、非常識なのかということで、最初に申し上げたとおり、常識、非常識というのは公務員の方々がどういうことで判断なさるのかということを再質問としてお聞きします。
○議長【隅内正美君】
 質問者に申し上げます。具体的な質問をお願いいたします。勝山修輔君。
○5番【勝山修輔君】
 今、話したとおりに、常識、非常識でお尋ねしております。公務員として、常識と非常識で言っているので、私の言うウォーターテックに、どこの、どういうことでお支払いしたことが常識だというのかをお聞きしたいのですが、間違っていますか。
○議長【隅内正美君】
 副町長。
○副町長【青山誠邦君】
 委託契約をしまして水道料金等の徴収につきまして民間業者に委託をしているわけでございますが、職務がきちっと遂行されている、業務が契約どおり遂行されているということで確認をし、委託契約金を支払っているということでございます。
○議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
○5番【勝山修輔君】
 委託契約金を払っているのはよく理解しています。ただ、未収金という、この欠損金を税金で払うのが常識的か、非常識的かということをお聞きしているのです。なぜ、民間委託しているお金を、しっかりやっているか、やっていないかは別として税金で処理ができるかということは、私にとっては非常識だというふうに感じるのですが、行政側では常識という根拠をお知らせ願えますか。
○議長【隅内正美君】
 質問者に申し上げます。欠損金の話でしょうか。どうぞ。
○5番【勝山修輔君】
 欠損金の話です。欠損金を税金から払うことが常識か、非常識かということを聞いています。そのような条文はどこにも載っていないのでお聞きしているのです。
○議長【隅内正美君】
 決算書の話ですか。
○5番【勝山修輔君】
 条文にないものを払っていることが常識か、非常識かという話で、欠損金の話です。どこの条文にもないものを払っていることが常識ですか、非常識ですかと聞いているのです。欠損金があった、ないかも私どもはわかりません。ただ、私のところに特別会計であるということを聞いたので、どこから払っているのですかということを聞いているのです。ですから、今私が聞いていることは、議長、税金で賄っていることが常識なのか、非常識なのかということを行政に聞いているのです。