平成23年12月定例会その11

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私は、皆さんは公僕で働いていると思っていますので、公僕というのは、町民のためのサービス業だということをいろいろな本で言ってらっしゃるということは、副町長もおっしゃっている通りでございます。ですから、そういうことが表に出たり、何かをしていくということがサービス業としてはいかがなものかなというふうに私は思っていますし、公務員は自分の身分は保障されています。町民の身分はだれが保障してくれるのでしょうか、ということをお聞きしたい。古い、いいものは世の中にたくさんありますから、それは大事にしていくことが人間としての務めだと私も思っています。しかし、悪い慣習をいつまでも続けるということ、これはだれかが何とかしないととまらないと思うんです。
 ちなみに、私は、上三川町にある上三川加工センターというところに民間を委託したのか、やってくださいと町がお願いしたのかわかりませんが、今までに、そこの経費、維持管理費として払った額と、そこで今までに利用料としていただいたものが莫大な金額です。もうすぐあの建物が建つぐらいの金額です。それをいまだにやめずにずっといくことと、住民に、多少は少ない金額の補助及び交付金を切ってしまうよということを言うのとは、町にある、むだではないかという認識の違いはあると思いますが、そういうことを続けていくことをどう思いますか、副町長。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 まず、1点目の職員は法律で身分を保障されているが、町民はだれが保障してくれるのか、これは私がここで答えていいものかどうか、私が答えるべきものかどうかちょっと判断しかねるわけでございますが、例えば、憲法では、国民は最低限度の生活を営む権利があるという形で、生活保護等につきましては国が責任を持って保障していくというような形になろうかと思います。また、行政の中で、安全・安心なまちづくりということで、そういうものを守っていくというのは、行政に責任があるというふうに考えているところでございます。
 それから、加工所の件につきましては、資料でも議員さんにお渡しいたしましたが、8年間で使用料については約190万円、1年間にしますと24万円程度、維持管理の経費につきましては、8年間で1,300万円程度、1年間平均で168万円ぐらい、収入率にしますと14%程度ということですが、これは、他の市町村の類似の施設と比べまして極端に収入率が悪いというような形ではございません。また、経費の節減ということで補助金等を削減しているということでございますが、先ほど来、引用して出てきております自治会活動交付金などにつきましては、これは24年度も従来どおり50%の補助ということでやっていく考えでございます。
 以上です。