平成23年12月定例会その9

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 では、お伺いしますが、少なくとも、書類が10年間は残っていますから、10年間の残業の予算化した額をすべて残ったというところは何課であるか、後日で結構ですから私どもに提出していただけますか。
 それともう1つ、私がどうしても納得のいかないことをお聞きしますが、先日、公務員が課長になれという命を受けまして、本人が「嫌だ」ということを言いました。言えないということで退職願いを出したのですが受理されなくて、震災で疲労がたまってお休みになったら、長期療養を出せということを言って、それを一民間人が役所に届けに来たということで、「そうです」というふうに町長は言いましたが、それでは、一般民間人が悪さをして、だれだれの退職願を書いて提出したら、受理されてしまうということにもなりかねません。あなたが言う公務員は、法律で守られて、何で守られて、給料も人事院勧告に守られていると、守られていることだけは言いますが、もし、そんなことを受理したとすれば、これは由々しきことだと私は思うんです。その人が身内であるとか、委任状を持ってきたというのなら、これはしょうがないのですが、どこかの焼鳥屋さんが持ってきたものを受理してしまったということを言ってらっしゃいましたが、それは委任状か何かついていましたか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 まず1点目の、10年間の時間外勤務手当の予算残、それを提出しろということでございますが、町には文書の取り扱い規定がございまして、それぞれの事務ごとに書類の保存年限が定めてあります。そういうことで、過去の保存年限が切れたものについては廃棄している部分もありますので、10年間というのはちょっと無理かと思いますが、可能な限り調査しまして、後日、書類で提出したいと考えています。
 それから、人事の件ですが、嫌がる職員を無理やり課長にしたというようなことはございませんし、また、傷病休暇願、それを友人に託して提出したということにつきましても、前回のご質問で答弁をしておりますので、その答弁のとおりでございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 役場の職員の方が、町民のために働こうと思って、多分、入社してきていただいているのだと私は認識をしております。それで、職員の方も一生に一度の人生です。その職員の一生に一度の人生を、特定な権限者の裁量でその人の人生を踏みにじるような人事権がこの町にはあるというふうに私は認識しておりますが、そのようなことはありませんか。また、副町長は、町長が人事権者だと言っておりますが、町長は、まだ来たばかりですし、前の猪瀬町長もそのとおり、指示したとおりにやってきたのですが、その人事をするときに、どういう感覚で、どういう物差しで、どういうふうなことで任命をしていくか、私の思っていることは、副町長及び町長にやりいい人がなるのか、能力があってやるのか、好き嫌いでなるのか、その辺のところを明確にお答え願えますか。