平成23年12月定例会その3

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 前後するところはご容赦願いたいと思います。それでは、再質をいたします。私が事務局より全会計の合計金額をいただき、議会が始まる前、私なりに計算をしてまいりましたが、歳出は減りました、人件費も減りました、それでは再度お聞きしますが、今、副町長の言うとおり4億円の人件費は節減できたといいますが、民間委託した費用はどのくらいあるか、お答え願えますか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 民間委託した費用ということでございますが、これは公共施設の管理等について民間委託ということでよろしいのでしょうか。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 公共施設ではなくて、人件費を減らしたのですから、民間委託した分がたくさんいろいろな問題であると思います。それが、4億円、人件費が減ったのですよ、民間委託費が4億5,000万円でしたよということでは、それは節減ではないので、すべて入るのではないかと思いますが、いかがですか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 委託業務にはさまざまなものがございます。公園の除草とか剪定とか、あるいは公共施設の指定管理であるとか、あとは税金の計算とか、いろいろな調査を委託するとか、そういう委託料の合計につきましては、委託することによりまして、今まで直営でやっていたものが民間に委託するということで、確かに委託料は増えております。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、行政改革をするために民間委託をして金額が多くなるということをすること自体、これは行政改革と言えるとお思いですか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 先ほども申し上げました、図書館の指定管理について申し上げますが、22年度につきまして委託をしたわけでございます。その指定管理料が5,526万3,000円。それから、21年度までは直営でやっていましたが、そのときは6,356万2,000円かかっておりまして、差し引き約830万円、節約になったということでございます。直営でやっていたときには職員の人件費、常勤が5名で臨時が2名です。そのほか、光熱水費とか、図書の購入費とか、そういうものがありました。22年度の指定管理にしたときには、当然、その運営する人件費、あるいは図書の購入費、光熱水費、そのような同じような要素が入っているわけですが、830万円の節減になったということにつきましては、多くは人件費の節減によるということでございます。また、ふざかし保育所の民営化について3,930万円の節減を図ったということでありますが、これにつきましても、22年度に民営化を図ったわけですが、21年度に比べまして3,930万円節減できたというのは、主に人件費の節減によるものでございます。今まで人件費等にカウントされていたものが、指定管理で支払う場合には13節委託料というような形で支払いますが、総体的に言いまして節減が図れているということが言えるかと思います。