平成23年6月定例会その7

 3番目に入ります。大規模改修工事、耐震工事についてお尋ねいたします。1つには、設計監理ということでお尋ねしますが、私は先ほど、この耐震ということでたくさんの税金が費やされておりますが、この設計監理のフケタ設計会社ということが、どうにも腑に落ちないです。私は、この質問をするときに、最初につくった会社がフケタさんだとします。その会社が手抜き工事をしました。今度は法律が変わりました。耐震は震度7にしなければいけないということで耐震をやりました。それについて国から補助が出たので大規模改修をしました。先日、震度7ということになって、上三川は5強でした。つくったばかりでまだ完成はしていないのですが、つぶれることはありませんでした。しかし、壁に亀裂が入ったり何かしてまた修理代がかかります。
 私は、不思議だ、不思議だと思っていることは1つなのです。つくった人ではない会社がやれば、つくった人の悪いところが出てくるのではないかということです。それで、それをやって欠陥が見出せたら、これは、こんなにいいことはないだろうということなのですが、どういうことか、すべてこのフケタに入札が落ちます。この入札が落ちるということで、ちょっとおかしいのではないかということなので私なりに調べたところ、先に説明だけをしてしまいます、後で答弁願います。この町に指名業者選定委員会というものがあるそうです。この委員長が、そこにいらっしゃいます副町長です。そこに入っている委員は課長です。五、六名いるのでしょうか。その都度、教育総務課が、担当者ではその人が入って、指名業者を申し上げます。その指名業者を選定するのに、副町長以下、課長でやっています。
 そうすると、私は、下衆な考えをしますが、その選定委員会に乗ったところで、人事権を持っている副町長に何か物の言える人がここの中にいるということなら信じてあげたいと思いますが、言える方は一人もいないと思っております。そうすると、私が思うのには、いろいろな会社が来たときに、副町長の咳払い一つで物が上がったり下がったりするというようなことを、下世話な話ですが、聞いたことがございます。というと、A社、B社、C社があって、C社を言ったときに「ゴホン」と言うと、次の日にはC社が来なくなるということらしいです。言っていることがわかりますか。それに反論する人がいなければいつも同じ業者になるのではないですかということに、私は疑問があるということです。
 指定管理費も副町長が委員長だそうです。町長、よく聞いてください。町長ではなくて副町長なのです。その委員に、また課長たちが入っていると、それが民間委託する会社が選定される。そうすると、町長は選挙で当選してきてここに座りますが、副町長はすべての権限を1人で掌握していて、この選定委員会や民間委託の委員会は、小山市や栃木市や、宇都宮市では弁護士、計理士、大学教授で、職員は2人か3人です。うちの町はすべてが副町長のところに権限が集まっているので、私は副町長に「町長選に出たらどうですか」と言いたいぐらいです。そうすると、町長、責任はすべて町長が負うのです。責任は町長ですが、権限は副町長になるのではないかということを私は思ったので、これを載せたのです。
 今度また耐震工事をするときに、「もう二度とフケタさんは来ないのでしょうね?」と言ったら、課長、「出てくるでしょう」ということでしたね。つくった人がずっとつくらなければならない何か既得権というのがあるのですか。Aさんがつくって、悪いところをBさんが見つけるということがあってはいけないのでしょうか。子どもたちはそれで死ぬかもしれないのですよ。そういうことをずっと永遠にやってきているから、この町は腐っているのではないでしょうかと私は言いたくなる。このことについてお答えください。