平成23年6月定例会その2

議長【関根 豊君】
 町長。
町長【星野光利君】
 ただいまのご質問にお答えいたします。
 まず、町長就任に当たっての所信につきましては、宮﨑議員のご質問の際に申し上げたとおりですので重ねての答弁は控えさせていただきたいと思います。
 このたびの町長選への立候補に当たり表明しました幾つかの公約につきましては、いずれの公約も多くの町民の皆様と話し合い、私の公約としたものでございます。実現に向けて一歩一歩前進していく所存でございます。しかし、それぞれの公約は、町単独ですぐに実施可能なもの、中・長期的に取り組み、実施計画の変更や予算の確保が必要なもの、あるいは、国・県や議会との調整が必要なものなど、さまざまな課題がございます。今後はこれらの課題を1つ1つ解決しながら実行してまいります。町議会議員の皆様のご意見をいただきながら、できるものから1つずつ実現していきたいと考えておりますので、ご指導を含めましてご協力をお願いいたしまして答弁といたします。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 再質問をさせていただきます。
 町長に1つお聞きしたいことがございます。私も町長の言っていることで、これはほんとうにやっていただけたらこんなにいいことはないと思っております。「民間の常識は行政の非常識」という言葉はご存じですか。民間では、こんなことはあり得ないことが、この議場では毎日のように起こっています。町民ありの町政なのか、行政の職員、ある1名か2名のための行政なのかというところをよく町長はご存じでしょうか。そのことについてお聞きしたいと思います。
議長【関根 豊君】
 町長。
町長【星野光利君】
 町行政は町民本位、町民のための行政であると考えております。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】 
 そうすると、町長は、今、ここで私におっしゃったとおり、町民本位ということは、行政の立場には立たないということで理解してよろしいでしょうか。
議長【関根 豊君】
 町長。
町長【星野光利君】
 町民本位といいますのは、町民の声、また、議員の皆様も町民から負託を受けてこの場にいらっしゃいますので、そういった声、また、行政職員も町民のために仕事をしておりますので、すべてが町民本位だと考えております。
議長【関根 豊君】 
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 町長になったばかりでちょっと失礼なことを言いますが、民間では、とてもあるべきことではないことがこの町では起きます。民間の営業許可を取るために産業振興課の課長は、その行政に行きまして「許可を出すな」というようなことをしました。どうしてそのようなことを言うのかということで、公務員ですから、出張するときには上司の許可が要るわけです。職員は係長、係長は課長、課長は副町長、副町長は町長ということなのですが、そのときに副町長の承諾を受けてその行政に行ってそのような話をしたということがあります。これからもそのようなことがあったときは、町長はどのように対処するか、心構えをお聞かせいただきたいと思います。