平成23年6月定例会その1

1番【勝山修輔君】
 先ほど宮﨑議員が優しい質問だったのですが、私はちょっと言葉が悪うございますので、悪人のように見られるのではないかと思って、そんなことで質問に入りたいと思います。
 まず、私にこのような発言の機会を与えていただいた有権者の方々に感謝申し上げます。また、私の発言で適当ではないものは議長の権限で削除願います。
 通告のとおりに質問いたします。1.町長の政策方針について。所信表明の内容について。2.内容の実効性についてお伺いしたいと思います。
 町民参加の開かれた町政の展開と視界良好な無限大という発言をして元気度は200%、経済を活性化させ、町内企業の経営安定化や畜産物のブランド化など、あなたは何を根拠に、このような公約というか、マニフェストを発表しているのですか。また、何を原資としてやっていくのか、その原資をどうつくり出すかお示しくだされば幸いです。私は「無限大」という言葉は「エンドレス」といって「終わりなきこと」ということで、いいことも悪いことも終わりがないことだなというふうに思う一人であります。その辺のことをお聞かせ願いたいと思っております。
 また、5月31日の新聞で、町長は就任特集の中に、「我が町は県内で最も平均的年齢が若い町で、その人口も増え続けています」とありますが、前政権下で町民が努力して増えたとお思いですか、お聞かせください。先日の下野新聞に「200万人の県民がピンチです」ということが載っていましたが、それを読みますと、上三川は約4名の減でございます。あなたが増え続けていくということと、新聞では減ということは、どういうふうに違うか、ご説明いただけますか。
 また、「風通しのよい全員参加の町政」と、私はほんとうに同感です。どのような対策を講じるのでしょうか、その辺も詳しくご説明願えればと思っています。仮に、できないことを理念上、挙げているとしたならば、それはなりふり構わずの選挙目当ての公約ということになりませんか。新聞などで前町長の後継者に指名され、「町民本位の町政を継承し、民間の感覚で行政改革をやり、町民へのサービスを提供したい」と、私はほんとうにこのとおりだと思っております。また、このとおりのことができないために、私はこれからまた申しますが、行政改革を3年間やってきました。一度も変わったことはありませんし、変わろうとしていただいたこともありません。
 前町長のいいところもたくさんございましたし、私は前町長が大変好きでしたので、継承していくことは大変結構だと私は思っております。しかし、悪しき慣習をそのまま続けていくことは、私は声を大にして反対でございます。私は、町長がおっしゃっていること、選挙で言っていることは町長みずから書いたものだと信じております。ましてや、事務局長がつくったものを棒読みしたり、台本どおりのせりふを言ったりなどしていないと私は今でも信じております。
 上三川町の職員の奥様方が選挙にお手伝いに毎日伺ったということは、何かの論功でも意味するのでしょうかということが、1つ、気になってなりません。論考というのは、どういうことで論功ということかお聞きできれば幸いだと思っています。そういうことを考えますと、町長は、任期中、この論功で職員を採用していくことになるのではないですか。それが危惧されてなりません。思いやりの現場主義、民意本位の町政、行政主導ではなくて町民の力が改善すると申しておりますが、私も同感です。これができることを願ってやみません。今の役場の体制で実行できるとは私は考えておりませんが、町長のお考えをお聞かせ願えれば幸いです。
 何度も言うようですが、今まで、行政の悪しき慣習をやめずに、かいらい政治ということがおわかりだと思うのなら、町長自身で考えてくださることを切に願っております。そのことについての答弁をお願いいたします。