平成23年3月定例会その15

町長【猪瀬成男君】
 お許しをいただきましたのでお答えをしておきます。ちょっと前になりますが、農林水産省から、金額はわかりませんが、これは相当な補助をもらって入れた。きわめて高圧的なそのときの指導でありました。したがって、行政といたしましても、平成10年ごろだと思いますが、どういうことをやってくれと、こういうことでいろいろ研究をしてまいりました。残念ながら、1者で使っているということです。議員がおっしゃるとおりです。これは一般の人から見ましたら、疑惑というものを持たれても仕方がないのだろうと思います。したがいまして、今、ご質問されていることについては、やはり行政も、もう一度、せっかく建てた建物ですから、一番ベストに近いような状況で使わせていただくように検討はしてまいります。疑惑とか、そういうものはないにしても、一般の町民から見たらそう思われます。そして、あそこにはいろいろ葛藤があったということも残念ながら申し上げておきます。私は残念だと思いました。なぜなのか。それが上三川の特徴なのかなと思いましたが、そういうことなので、ご心配、ご指摘をいただきましたことについては大いに反省をして、そして、補助金が入った建物ですから、今、壊すわけにはいきませんので、町民の皆さんから、そういうことならばいいのだろうというような1つの考え方を出して、そして、町担当課、あるいは農家の皆さん、あるいは、団体の方と話を進めるようにいたします。
 私のほうも5月28日で終わりますが、それまでに1つの結論は出すようにしてまいります。ただ、お金のほうになりますと、ご承知のように、きのう、平成23年度の予算は決定されました。しかし、物の考え方としては、来年あたりまでにはきちんとそういうことをしていかないと、やはりよくないのだろうと思います。副町長、そして担当課が答えておりましたが、間違いなく国からもらったお金であっても税は税です。税はむだ遣いをしないというのが基本であります。そういう中で、勝山議員からいろいろな、どういうところで、どう決まったのか、4点、いろいろ指摘されました。決して我々もむだに使うということについてはしたくはありません。そして、委託をする場合には、農業公社であれ、何であれ、委託をするときの絶対的な条件というのは、職員の数が減って、そして、その人たちが最終的には、町が定年ということで去っていくまでの計算をし、また1年間の計算もして、そして今まで町がやるよりは少ない、さらに、サービスがアップする。ですから、あそこのプラザなどで、きちんと「お客さん、いらっしゃいませ」と言ってくださいと言っています。まして日曜日にされていないなんて指摘をされるのはきわめて残念です。指導が足らないということですので、これからはそういうことがないようにしていきますので、ご理解をしていただければありがたいと思います。
 以上です。