平成23年3月定例会その2

議長【関根 豊君】
 中心拠点施設整備室長。
中心拠点施設整備室長【田仲 実君】
 2の1点目、施設管理の費用と効果のバランスについてでありますが、上三川いきいきプラザは、すべての町民の健康維持増進を図り、子育て支援、町民の交流機会の提供等の必要な福祉関連のサービスを行うことを目的に設置いたしました。
 いきいきプラザの管理運営には、多様化する住民サービスに対し、民間事業者の持つノウハウや創意工夫を生かし、安定的かつ質の高い住民サービスの提供ができるよう、指定管理者制度を導入したところです。
 いきいきプラザの1日平均利用者数ですが、平成20年度は554人、平成21年度は755人、平成22年度は1月までの10カ月で988人であり、健康維持増進、交流を図るため多くの方に利用していただいております。いきいきプラザでは、高齢者の介護予防、体力づくりや老若男女、幅広い層が参加でき集客につながるさまざまなプログラム、イベントを実施し、町民の健康維持・心身のリフレッシュに大きな効果が出ているととらえております。
 2点目、職員OBやシルバー人材センターで運用等はできないか、についてでありますが、いきいきプラザには指定管理者の社員のほか、パート等、契約社員の人たちが勤務しており、健康維持増進、子育て支援、交流機会の確保等の運営業務や清掃、設備点検などの施設管理業務などを行っているところであります。現在、館内清掃業務についてはシルバー人材センターから勤務している方がおります。また、多目的広場等の管理につきましては、芝生や樹木、照明施設、屋外便所、駐輪場等の施設設備の維持管理、清掃等を委託し実施しております。今後、多目的広場等の管理について、シルバー人材センター等への分離発注が可能かどうか、研究・検討してまいりたいと思います。
 3点目、契約内容が徹底されていないと感じるがどうか、についてでありますが、町は、指定管理者と上三川町の公の施設における指定管理者の指定の手続に関する条例の規定に基づき、いきいきプラザの管理運営業務の実施について基本協定を締結しております。指定管理者が行っているいきいきプラザの管理運営業務につきましては、施設の維持管理、運営等の業務ですが、協定書、条例等に基づきまして実施されているところでございます。今後とも、指定管理者とともに、お客様の声を積極的に伺い、サービスの向上に努め、多くの方にご利用いただけるよう努めてまいります。
 以上で答弁を終わります。