平成23年3月定例会その1

1番【勝山修輔君】
 先ほど宮﨑議員があまりほめたので、私はちょっとやりづらいと思っております。
 まず最初に、私にこのような発言の機会を与えていただいた有権者の皆様方に感謝申し上げます。また、私の発言で適当でないものは議長の権限で削除願います。
 質問に入る前に、行政意識改革ということで、私は3年間、ずっと話してまいりましたが、一度も変わったところはありませんし、やっていただいたこともございません。これは、町長がお忙しいし、体も悪いようですので、補佐する副町長の力量が足りないのではないかというふうに思っている一人でございます。
 私は、今からお尋ねしますが、通告書にあるとおり、1番、保険課、アンケート調査を民間委託する理由。2番、委託せずに職員が行った場合の人数。職員が何名いれば委託せずに済むのか、この3点と、中心拠点に対する質問で、施設の管理の費用と効果、バランス。2番目に職員のOBや上三川町の退職者、シルバー人材などで運用はできないか。3番、契約内容が徹底されていないと感じるが、どうか。それと3つ目、上下水道課の民間委託先は?2番、契約内容は?3番民間委託の効果は?産業振興課に対して加工所の管理はどこか。管理というと改善センターも入りますか、入りませんか、私は入ると思って質問していきます。産業振興課の加工所とのかかわり合い方をお聞きします。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 執行部の答弁を求めます。保険課長。
保険課長【江口元孝君】
 それでは、①アンケート調査を民間委託する理由、②委託せずに職員が行った場合、③職員何名がいれば委託せずに済むのかのご質問にお答えいたします。
 町では、介護保険法及び老人福祉法の規定に基づき、介護保険制度の円滑な運営を図るとともに、高齢者保険福祉施策を総合的に推進するため、3年間を計画のサイクルとします高齢者支援計画・介護保険事業計画を策定しております。今回、業務委託を実施しています高齢者ニーズ把握調査、アンケート調査につきましては、平成24年度から平成26年度を計画期間とする第5期計画を作成するため、高齢者等が直面している課題の調査・分析・評価等を行い、適切な計画策定に向けた基礎資料を得ることを目的に実施しているものでございます。
 委託業務の主な内容といたしましては、アンケート調査票の設計及び作成、調査票結果の属性別集計及び分析、グラフ作成及び報告書の編集等の業務を委託したものでございます。本業務を委託により実施した理由につきましては、調査票の設計や計画の属性別集計及び分析等の業務が専門性の高い業務であること、また、町行政改革大綱の一環であります民間委託の積極的な導入による事務の効率化、期間の短縮・経費の節減効果などを図るため、業務委託により実施したものでございます。
 続きまして、委託せずに職員が行った場合の人数、職員数等についてですが、専門業者の見積もり等を参考として試算しましたところ、延べ人員で約65人程度、必要職員数として専属職員2名で、約1.5カ月程度が必要との試算結果が出ました。しかしながら、行政の事務について、必要とする職員数を算定する方法等は確立されていないこと、また、職員の経験や能力などのさまざまな要因により変化すると思われますことから、議員がご質問される必要な職員数を明確に算定することは非常に困難なことであり、あくまでも想定による試算ですので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上で答弁を終わります。