平成22年3月定例会その16

議長【関根 豊君】
 健康福祉課長。
健康福祉課長【小沢操君】
 社会福祉協議会につきましては、町から職員の人件費を助成して、一般職、嘱託職員については通常の給料をいただいている。社会福祉協議会の大きな活動の1つにボランティアセンター事業というのがございます。先ほど来、質問がでております災害時のボランティアとか、日常的な障害者の方に対応するボランティアとか、そういった活動の中で運転業務のボランティアの募集ということで承知しております。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 障がい者ということなので、私、障がい者のことでお話ししたいと思います。障がい者は、自分で望んで来たわけではありません。障がい者がいらっしゃる家庭は、物の順序としますと、お子さんが親より先に死ぬということは常識的にはありません。そうすると、このボランティアの人達が、社会福祉協議会という大きな組織に給料が出ているのに、このボランティアで障がい者を送るときの運転手を募集するということは、私の頭の中では、職員がやるべきであってボランティアの運転手を雇ってやることではないのではないでしょうか。お答え願えますか。
議長【関根 豊君】
 健康福祉課長。
健康福祉課長【小沢操君】
 今回の運転ボランティアの募集につきましては、障がい者の送迎かどうか、私のほうでは確認しておりません。早急に確認させていただきますが、先ほど来、申し上げました、ボランティアで障がい者の方と申しますと、聴覚障害者の方の通訳ボランティアとか、そういう意味合いでのボランティアで申し上げました。ちょっと言葉が足りませんでした。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 今、課長が言葉が足りないことが非常に不愉快です。なぜ不愉快かというと、私は感情がもろいものですから、先日、私は、厚生常任委員会で名古屋に行ったときに、1カ所で障がい者を全部面倒を見ているところに行き当たりました。それを見ていて、ああ、こんなものが町にあったらなと思ったたった一人です。私は何も出来ませんので、毎月、外からコーヒーを買っております。そのくらいしかできないと思っております。今、上三川町がそういうものをつくるということで、先日、課長ともお話ししましたが、道路のこっち側とこっち側に障がい者の設備がある。この真ん中に道路がある。「どうして、あなたは1つのものの中にそういうものをつくろうという発想がないのですか」というふうに話しをしたのです。そこの愛知県に行ったときには、農場もあり、自立センターも建ち、障がい者を障がい者が面倒を見る、パソコンも動かす、コーヒー豆も手で取る、仕出しのお弁当もつくる、ニワトリも飼っている。入所者が、職員を連れて海外旅行に行くというのです。どうしてですかということを聞きましたら、国からの補助金と働いた自立するお金でもって、月に7万円から6万円、貯金するそうです。それで職員の旅費を払って外国に行くそうですよ。障がい者だって外国に行く権利はあるわけですし、そのために国がそれだけの補助をしているわけですから、そういうものをつくるときに、どうして道路の向こうとこっちに同じ障がい者の設備をつくるのですかということを言って、そこに焼き物の工場があるというならば、焼き物をやめなさいということはできませんが、焼き物の工場を中学校のあそこに持っていって、今のシルバー人材のところからこちらへ持ってくれば、課長さん、みんな一緒になれるのではないでしょうかということを言いました。
 一番答弁の上手な方なので、やるようなことを言ってやらない方ですから、これもよく見ていないといけないと私も思っています。そういうことを1つ1つつくることが行政のサービスですよということなのです。行政のサービスというのはそういうところから始まるのだということです。別に生まれてきたことは、障がい者で生んでくださいと頼んだわけではないのですよ。たまたま、いろいろな事情でそうなってしまったのですから、その人をずっとフォローしなければいけない行政の義務があるわけです。責任があるわけなのです。そのために、それを使う補助金でも国からの制度でもあるわけです。それを使ってやることができないというから、私は腹が立って今、言っているわけです。
 ですから、幼稚園の人と年寄りの人とが一緒に交わることもいいことだし、障がい者と子供が交わることもいいことだし、年をとった人が障がい者と交わることもいいことです。やりもしないことを会話することはだれでもできるんですよね。私は結果論者なので、やったか、やらないか、できたか、できないか、やるのか、やらないのかということをはっきりお答え願えれば一番いいと思っておりますが、どうですか。
 それと、今、言ったように、ボランティアが何のボランティアかわからないで発言するのは、やめましょう。載っていたものはそういうことだから、社会福祉協議会の人間を呼んで聞くこともいいのではないでしょうか。そういうことでしょう。お答えください。