平成21年3月定例会報告その4

そこでお聞きしますが、ない物ねだりの好きな上三川町にも、ないものは駅前というものではないかと思っております。石橋駅東口を抱えているにもかかわらず、マスタープランにある駅前開発は行われていないのです。だから、私は、声を大きくして言いたいのです。この不景気に、日産に頼らないまちづくりは、独自の発展をしなければなりません。そのためには人口を増やすこと、魅力ある町にすること、町外から人や会社を誘致することしかないと思っています。皆さんも百も承知だと思います。私より先輩なのですから、この計画に異論はないと思っていますし、賛同していただけるものと信じています。また、今後、この開発について、一部の人のためや不動産やディベロッパーのためではないことは知って欲しいと思います。なぜならば、個人の私利私欲でこの計画や開発を利用されたくないからです。町がつくり、町が販売し、上三川町のため、町民のため、町民になってくださる人たちのために行う事業だからです。仮に、駅前の開発になって、住宅開発が完成すれば、最終的には1万5,000人ぐらいの人ロ増になるのではないかと思っていますし、そうすれば、町から市に変われるのではないかと希望も持っています。

今まで、「日産がくしゃみをすれば町が風邪を引く」と言われてきましたが、今では、「日産がくしゃみをすると肺炎を起こして死にます」というような状態になります。この町は、宇都宮と対等合併を拒絶して、町としての存在を住民が選んだと聞いております。では、選んだならば、「行政として何をすべきか」ということは、この議会におられる人たちは理解し、認識しているということです。これから町がとるべき道は、住民を増やし、税収を上げていくことが最初に行うことだと思っています。ならば、駅前の開発は不可欠ではありませんか。私は、この計画に1つのポリシーを持っています。また、職員の天下りもつくってあげられるようにしたいと思っています。天下りといっても、後ろのほうでお笑いになりますが、たくさんいるのですから、65歳まで年金はもらえないので、その間に働くところぐらいつくってやらないと、私たちがこれだけいじめているのですから、少しは働けるところをつくることもいいことだと私は考えているところであります。