平成30年6月定例会その11

◆再質問24
総務課長、館を貸している、管理しているという、それで自主事業をやらないで経費が節減されると言うんなら、何も自主事業しなくていいわけじゃないの。あなたは何を根拠に自主事業のことをわかってしゃべってんの。自主事業というのは、私がこの建物を借りて営業をいたしますよと言ってやってるのが自主事業です。その自主事業の中で収支残高を情報公開上で載せてると、296万3,256円という計算になるんだ。これだけの売り上げがある会社が、利益がこれだけだということが当然だと思って、あなたはしゃべってますか。お話ししていますか。自主事業というのは、あなたの言うとおり経費節減でやっているなら、やり過ぎなことはないでしょう。あなたは何か今、赤字だから自主事業をやらせてるんだという答弁だよ。自主事業もやっていますよ。それで、これだけの経費ですよという計算をしてだね、自主事業の売り上げが指定管理者の利益にどのくらい与えてるか、わかってしゃべってますか。わかるなら答えてみてください。

◎回答【総務課長】
私、所管外ですので、指定管理者がどれほどの利益を上げているかということは私は知りません。私が言いたいのは、自主事業で施設を利用する方の施設の利用料ですね、その分については、当然、自主事業の事業者からいきいきプラザの利用料として収入に上げてあるということですね。それによって、自主事業が盛んになることによって、いきいきプラザの利用者自体がふえてきているということもご理解いただきたいと思います。

◎回答【健康課長】
じゃあ、私からも。まず、指定管理者の自主事業、議員は先ほど大変大きな利益を上げているということをおっしゃっておりますが、その根拠になるものはちょっと私のほうではわかりませんので、特にその辺についてのご答弁はいたしませんが、先ほど総務課長が申しましたように、指定管理料とは別枠で人件費や施設利用料など事業運営費を支出しておりますので、議員おっしゃるほどの大きな利益を得ているとは私は考えておりません。また、指定管理制度についてですが、もともと指定管理制度がつくられた理由、目的としまして、収益事業を行う株式会社などにも管理運営を任せて、民間の経営ノウハウを生かし、なおかつ収益の見込めるインセンティブを与えることでその能力を有効に引き出し、そのことにより施設の管理、利用者サービスを向上させるという観点がございます。こちらは既にもう平成8年の時点で、国の、これは公共サービス分野における民間参入ということで、平成8年、行政改革委員会において出されている答申で
ございますが、そのような考えに基づいて指定管理者制度というのは進められております。指定管理者制度において自主事業を認めることは制度上織り込み済みのことであり、そのことにより制度が成り立っているという面もございます。自主事業を行わせることは、ある意味、制度を効果的に行うことに必要なものと思われております。
また、株式会社、こちらではですね、平成14年の内閣府総合規制改革会議ですね、こちらでの答申ですが、その中で、株式会社というものにつきまして、利益の増大や企業価値の増大を目指す経済主体であり、徹底した顧客満足の向上、サービスの向上や無駄なコストを省く効率的な経営ができると。そして、努力した者には報われるための多様な報酬等の制度、インセンティブの付与は、利用顧客に対する在サービスの適正化、利便性の向上に資すると国のほうの答申も出ております。これに基づいて指定
管理者制度は始まったものでございますので、そもそも指定管理者制度において自主事業は必要不可欠なものと考えております。以上です。