平成29年3月定例会その4

◆再質問3(前出:再質問1のつづき)
近隣の市町村が実施しているから上三川も実施しなければならないのでしょうか。条例化されているわけでも、法律化されているわけでもないのではないでしょうか。町の負債が84億7,600万近く、預金が26億8,300万円もあります。側溝を自治会に掃除しなさいと、雨水の処理をするのに、側溝がもう30年近く掃除もしていない、その土砂を自治会が片付けられるのですか。都市計画で必要なものは預金を崩してでも使用するべきではないでしょうか。そうすれば、町民は不愉快な思いをしないで済むのです。
 今あることさえきちんと教えて頂ければ、そういうことを私は望んで、今、質問しているところであります。では、どこが違うのか、企画課長、お答えお願いします。

◎回答【企画課長】
町のほうで財政調整基金、基金のほうにお金を積んでおります。これは、決算等で余剰金が出た場合に、歳入歳出の変動に対する年度間の財源調整の機能ということで積んでおります。税金でございますので、場合によると少なく入ってくるときもございます。そういったときに、事業のほうは急には少なくできませんので、そこに充てるというようなことで、年度間の財源調整で基金のほうは積まさせていただいております。

◆再質問4(前出:再質問1のつづき)
そうすると、今、都市建設課で、13件の住民が要望しているインフラ工事も、年間に4件かそこらしかできていません。町民のためにあるわけですから、町民からの要望を、すぐ直せるような状態にすることが予算化するということではないでしょうか。13件あって、たった4件しかできないんですよ。そのくらいの予算しかないのですか。それをお尋ねします。

◎回答【都市建設課長】
自治会からの要望につきましては、毎年度、多くの要望が提出されてございます。要望があった路線につきましては、当然、緊急性、公共性、投資効果等を勘案しまして、優先度を見きわめながら順次、整備を進めているというようなことでございます。当然、厳しい財政状況の中、限られた財源でございます。そういうふうな財源の中で事業化まで長年、要望が出されても追いつかない現状がございますが、今後につきましても、限られた財源の中で、より努力していきたいというふうに考えているところでございます。