平成29年3月定例会その2

1.予算の適切な執行について(つづき)

◎回答【町長】
(3) 基金は特定の目的のために条例により設置されるものであり、取り崩しにつきましては、条例に基づき当該目的の遂行のために取り崩すものでございますが、現行の制度となりましたのは、昭和38年の地方自治法の改正後のことでございます。また、基金は、地方公共団体の歳入歳出の変動に対する年度間の財源調整機能の役割を有しているものでございますが、近年の本町での財政運営上で大きな役割を果たしてきた財政調整基金、町債管理基金、及び地域復興基金を平成元年度から平成27年度までの期間で積み立てた額は考慮せず、取崩額のみを積算いたしますと、財政調整基金では約31億円、町債管理基金では約14億円、地域復興基金では約23億円の取り崩しを行ったものでございます。
(4)【回答:企画課長】 
平成20年度から平成27年度までの8年間の都市計画税の税収は約18億円でございます。また、同期間において都市建設課以外の課で都市計画税を充当して行ったインフラ工事につきましては、上下水道課における公共下水道事業の全69カ所、金額は6万3,000円から5,794万9,500円の工事で、平均しますと1カ所当たり924万円でございます。
(5)【回答:都市建設課長】 
平成27年度に各自治会から都市建設課に提出されました要望書の件数は13件でございます。要望の内容といたしましては、道路改良関係が6件、舗装新設・修繕関係が4件、交通安全施設関係が2件、側溝・側壁関係が1件でありました。13件の要望のうち、現在までに実施しました工事は、交通安全施設関係の2件と、舗装新設・修繕関係の1件であります。まだ実施に至っていない10件の事業費としましては、現地の調査測量などを行っていないため概算の額となりますが、約1億5,000万円程度であると見込まれます。また、上下水道課に対します要望は、上水道に関する要望が3件、下水道に関する要望は1件で、全て平成27年度中に実施しております。
(6)【回答:都市建設課長】 
道路側溝の清掃につきましては、地域の快適な生活環境を保つため、各自治会や地域住民の皆様に清掃のご協力をお願いしているところでございます。ただし、土砂の堆積などにより降雨時に道路冠水などの被害が発生する箇所につきましては、道路維持費の予算で対応を行っております。