平成28年12月定例会その14

3.農業及び農地施策について(つづき)

◆再質問11(前出:再質問9のつづき)
利益を上げない公社に貴重な税金を1,900万円、毎年、出しているわけです。経費節減ということはやるべき事だと思います。農地を集約するのだということで、集約をしているのが何%あって、利益がでないから集約するのだということなんです。一般の農業で、10町歩の米を作らないと利益が出ないという計算があるそうです。
そうすると、国策で4反の減反をしなさいとなると、10町歩をやってプラマイゼロにするには、十何町歩以上、農作業をしないと利益が出ないと、こういうことらしいです。私もにわか農業者なので、そういう事があるのかと思い、私の隣にプロがいるものですから聞いたのですが、誰がやっても、集約しようが、何をしようが生活していく事が出来ないのが切実な話なのです。
営農集団は国の補助、県の補助、町の補助をもらって、国の決めた値段ではなく、町に合った値段を取って弱者を助けてあげるような事をしないといけないのではと思っています。1,900万円ものお金を、毎年、営科目的ではないからといって出していくということになると、一般のサラリーマンが年間平均約440万円で生活しています。農業公社、営利を目的としないからといって1,900万円のお金を毎年、使っていることが、町長の感じとしては正しいとお思いになりますか、お答えお願いします。

◎回答【町長】
農業の経営の安定、また、こういうことを図るために農地の集積・集約化を図っているわけでございます。規模を大きくして、そして経営体質を強くするという意味もございます。
そのために、農業公社の責務というか、仕事がありますので、これは必要なことであると考えております。

◆再質問12
農業公社は必要ですが、町民は必要ではないということになりますか。農業公社は必要なのでしょう。今、困っている農民は必要ではないということですか。答弁お願いします。

◎回答【町長】
小規模の農業者、個々の経営が厳しいというところを農地の集積化をすることによってその問題を解消する、それが農業公社の仕事ですので、当然、農家のためにもなる仕事であると考えております。