平成28年度12月定例会その11

2.上三川町新産業団地構想について(つづき)

◆この質問の最後に質問者から一言
今現在のサラリーマンの平均年収で、建物を建てるのに、50坪ぐらいでないと上三川町に住んでいただけません。建物を建てるのに平均、約3,500万円ぐらいのお金が掛かります。それを35年のローンで払っていきますと、毎月約8万円のローンを払っていく事になります。これだけのことをするのに工業団地、産業団地を作っても、これではほかの地域に逃げていってしまうのではないでしょうかということを危損しているんです。
 なぜそんな現象が起きるかというと、個人的財産ですから、町の都市計画税を使って道路を作り、売れるところを売ってしまうと、あとは売れないんです。一生懸命、税金を投入しているよりも、条件をつけて、道路を作っても良いのではないでしょうか。
道路が出来る事によって、付加価値が上がっているわけです。そうすると、その都市計画税を払っているのは町の中にいる3分の1は、住人なんです。その税金で作った道路で、そこだけが利用価値が増えてしまい、売っていただけなくなったら、これは悪循環です。道路があるところだけ売って、奥の売らないところを耕されていたのでは道路をつけた意味がありません。
 そういう施策をしていると人口は増えないし、上三川町の議員でさえも下野市や真岡市に移住してしまいます。
最後にもう一つ、農地のことが出てきます。国策で農地を集約しなさいと言っていますが、片方では激反しなさいと言っています。町長は、農業公社の理事長です。次の質問で、農業及び農業施策についてお伺いします。