平成28年度12月定例会その10

2.上三川町新産業団地構想について(つづき)

◆再質問6(前出:再質問5のつづき)
人口増につながるには、行政が何かをしなければ人口増にはならないのではないでしょうか。調整区域を宅造(宅地造成)にするには無理なことだと思います。国策で農地を集めなさい、農地を確保しなさいという、施策でやっていることを、行政として人が住めるようにはどうやってつくるのでしょうか。工業団地を作りましたが、住民は真岡市や下野市に住んでいます。工業団地を作って税収を上げただけです。今、この町が少子高齢化になっている要因の一つには、日産自動車の団地をこの町に作らなかったという施策です。団地をつくるのと一緒に住宅地もつくるような施策をしないと定住は望めないのではないでしょうか。その施策はございますか。

◎回答【町長】
住宅の団地のようなものを今現在つくるということ、これは町単独ではいかないものですから、当然、国、県の許可が必要となってまいります。そういったところで、今現在は非常に住宅地をつくるというのは難しい状況にあります。上三川町の魅力を上げて、この町を選んで住んでくださること、また、12月1日までの人口は、約400人ほど、386人ほど増えています。今の既存の市街地を、上三川町に魅力を感じて町外から住んでくださった方が多いということなので、そういった総合的な政策でこの町を選んでいただけるように努力していきたいと思います

◆再質問7
町が白地にある、建てられるところを、そういうことを施策の中に入れてマスタープランでも何でも載せないと、そういうことができないのではないでしょうか。施策が先に見えるような施策をしないと、町長が言う、雇用創出や定住促進が、実際には役に立たない議論になります。そういう施策は町としてはできないという回答なのでしょうか。

◎回答【町長】
既存の市街化区域の中にも、まだ住居系として利用できるところがたくさんございますので、まずはそこを利用していただくことを考えて、町の魅力度を上げて、町外の方が町内に住んでいただくような施策を進めていきたいと考えております。