平成28年12月定例会その3

2.上三川町新産業団地構想について

◆質問 
 上三川町の新産業団地構想についてお伺いします。
 (1)平成26年度から産業拠点として検討を始めた6地区の候補地について、検討した内容について。
 (2)候補地の6地区は農振地区が多く工業団地、産業団地には適していないと思いますが、どのような考えがあるのでしょうか。
(3)6地区の候補地について、土地利用アンケートの内容を公表する予定はありますか。
 (4)北関東自動車道と新4号線が交差する立地優位性を最大限に生かす距離は、どこまでと町長は思っていますか。優先距離は何キロぐらいですか。

◎回答【町長】
(1)新産業団地開発事業につきましては、10月20日に議員の皆様に、新産業団地開発事業の方針について報告をさせていただき、その後、地元説明会を開催し、地域の皆様に町の考え方について説明させていただいたところでございます。
6地区の候補地について検討した内容でありますが、長期にわたり農業上の利用を確保すべき土地をする農振用地区域との関連性や、宇都宮上三川インターチェンジとの近接地、また既存工業団地との連続性、一体性、さらには土地利用に関するアンケートの結果など、さまざまな視点から検討したものでございます。
(2)農振用地区域につきましては、今後も長期にわたり農業上の利用を確保すべき土地とされており、議員ご指摘の地区には、農振用地区域を含んだ候補地がありますが、町全体の土地利用のバランスを考えた中では、町内でも高い交通利便性を有していると考えられていますので、工業団地に適さないということ一概には言えないと考えています。
(3)土地利用アンケートですが、第7次総合計画の策定において、今後の土地利用に関する部分について、該当する地区だけアンケートをとったものであります。総合計画策定のための下資料的なアンケートになりますので、その結果について、現在、公表する予定はございません。
(4)立地優位性を最大限に生かす距離としては、具体的に何キロメートルまでといったことをお示しすることはできませんが、新4号国道沿いで宇都宮インターチェンジに近いほど優位性が高まると考えております。