平成28年9月定例会その9

2.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問1
今、市街化の面積は町の全部の面積の13.9%です。人口は、その13.9の半分ほどに住んでおります。そこでは固定資産税や都市計画税は高く取られ、側溝の土砂は取り除かれない。防犯灯はない。(雨水が流れていく)側溝から木や草が生えているような話もあります。「側溝ざらい」が約40年間、されておりません。ひどいところは側溝の上から2、3センチしかすき間がありません。そのすき間がないところへ水が一気に流れます。これでは大量の水があふれるのは当然のことです。これを(側溝ざらいを)いつやるのか、町の担当課に聞いたところ予算が与えられていないので、できないと言う事でした。では一体、予算は誰がつくるのでしょうか。それぞれの課がこのようなインフラ計画や修繕をやるのでこれだけ予算が要ることを要求するはずです。ある課では、道路整備の予算がない、道路の優先順位がある、側溝には何があるからと言い訳をし、何もやっていない。予算をもらえないのだからできないでしょう。
先日の豪雨で、いきいきプラザの両端が水浸しになりました。消防署が災害等の被害のときに行く場所だと聞いていますが、あそこに歩いてはいけませんでした。
(側溝に土が詰まっていて、土地的に低いので)水が一遍に急激に入ってくるので急に水かさが増えて洪水になるのです。車が浮いてしまうくらい水が上がっているのですから。それを(その災害を)、想定外と言われたら致し方ないことなのでしょうか。行政が今まで40年間やっていれば(側溝ざらいを)、この様な災害はもっと少なかったのではないでしょうか。私が言いたいことは、そういう時こそ、基金などを崩して予算を充てる方が良いのではないかということです。(それぞれの課が)計画性をどんどん持っていけば予算はつくはずです。

◎回答【町長】
側溝に泥等が詰まっている状況を散見しております。側溝が、泥等でその断面を確保されていないから、そういう部分も確かにあろうかというふうに思います。ただ、今の側溝、この社会資本は、基準が時間雨量50ミリを想定して、その中での雨水排水を計画しておりますが、ここのところの大雨で50ミリを超える大雨が頻繁に計測されているような状況で、確かに町民の皆さんにご迷惑をおかけしているということであります。今回、流末である県が所管している河川等への放流のお願いですとか、そういったところも踏まえて、県、国等の方にも要望活動を行って、一日も早くそういった改修に努めてまいりたいというふうに思います。