平成28年9月定例会その4

1.町税使用と基金のあり方について(つづき)

◆再質問4(前出の「基金の取り崩しについて」つづき)
基金の取り崩しは町長の判断で、財政上、必要と認めるとき基金に属する現金を歳出現金に繰り替えて運用することができるというふうにあるはずですが、例えば学校のエアコンにしても何でも、町長が必要と認めれば、この基金は取り崩すのは可能でしょうか。
基金はそういう為に(①の町長の回答を参照)あるのだという、行政の中でやることなので、その判断は議会で議員の承認が得られればいいわけですから、やろうと思ったらできるのではないですか。例えば、学校にエアコンを設置する。(小学)一年生の子が暑い夏、32℃もある教室で勉強しているのです。町長にお聞きします。

◎回答【町長】
予算の組み方は、各課が必要なものを企画の財政のほうに要望を上げ、その中で調整をし、そして副町長の裁定のもとに私のところに実施計画として上がってきたものを認めていくという形になりますので、私が一人でこの基金を崩すかとか、そういうふうに予算を組み立てているわけではございません。庁内全部の合意のもとに進めていきますので、ご理解いただきたく思います。
義務教育に使われる義務教育施設整備基金につきましては、今現在、平成21年度から各町内の10校の学校の耐震改修、大規模改修も含めて、今年度の上三川小学校の体育館を整備することによって、ほぼ完了の見通しというふうになります。子どもの命に関わることですので、今までこの小学校の耐震改修のほうにお金を使わせていただきましたが、今後、その改修の見込みが一段落、今年度で終了しますので、これからその基金などを活用してエアコン整備などに使っていくということになろうかと思います。