平成28年3月定例会その2

1.都市計画税について(つづき)

◆再質問1
私がなぜ都市計画税の質問をするかを申し上げます。55億円の税収を今までの約30年間で集めたものを人数割にすると、1人約110万円払ったことになります。都市計画税を払っているのに、都市計画税を利用できないという人も中にはいるということをご承知おきいただけますか。
都市計画税は目的税だからと、私たちは払ってまいりました。上三川町では既に97%上下水道が入っております。昭和51年、62年と様々な整備事業をやってきました。このまま都市計画税を課税していく必要があるのか、急騰する起債の返還が税収より少なくなった場合は段々、違う方向へと使われて目的税の趣旨に反した課税になってしまうのではないかと懸念しております。
今から何年前ですが、「都市計画税あり方検討会」というものを上三川町につくりました。そこで検討されたことで、都市計画税を平成28年から29年の間に前倒しで、雨水整備事業に使うことになりました。
事業計画の地図は青と赤に色分けされています。市街地に雨水整備をすることは良いことですが、雨が降りますと上三川町を流れる複数の川の水は高いところから低いところへ流れます。地図を色分けしても川は一つです。川の上流を一般財源でやって、川の下流を都市計画税でやることはできますか。

◎回答【副町長】
市街地の整備のために使うわけでございますので、色分け等では明確にはできないかもしれないですが、住環境の整備という形で整備しますので、都市計画税を利用して市街地については、水路、雨水・排水の整備をしていくということでございます。