わたしの思うこと 平成28年3月議会での反対討論 

28年度の予算に対して反対いたします。
その根拠は、いきいきプラザ管理料が年間210,549千円あり、年間の利用料金、その他で86,135,156円収入があり、これで利益が27,802円とありますが、これでは上三川町の予算書と同じではありません。人件費、外注費、経費の項目が知らされなくては、何を根拠に算出しているのか理解できません。また、町民のために使用するパソコン、サーバー、器具などの委託料、使用料だと、使用する賃借料は19年度が195,480千円、20年度203,436千円、21年度226,668千円、22年度189,987千円、23年度184,258千円とあり、5年間も使用して、すこしも少なくなっていないのが実状です。今年度は合計282,619千円という高額で一番多く、20年度と比べてみると79,183千円も多い金額で、一町民が一生働いても稼ぐことのできない金額であります。これは経費の垂れ流しと同じではないかと思うからです。あなた方は町民の税金で賄っている行政マンです。少しでも経費を抑えて無駄のない行政であるべき、と考えて私は今年度の予算に反対し、現実性のある予算を組むべきだと考えております。
その手始めとして、いきいきプラザの業務委託料についての見直しを提議します。現在の委託料が適正かどうかを判定しなければなりません。そもそも、支出するための予算は各年度毎に入念に精査し、決定すべきです。いきいきプラザの業務委託料、および営業収入は当然、毎年数字も内容が違います。
それによって、支出も変わってくるのは当然の事ですし、決して一律ではありません。支出は各項目別に金額を算出し、それが適正であるかどうかを見極めることから始めなければなりません。他の自治体は、そうした契約をしています。それが当たり前ではないのでしょうか。そして、その年度毎に検討し委託料を決定しなければなりません。経営内容により、赤字であれば委託料を増やさなければなりませんし、黒字であれば委託料を削減(さくげん)するということになりますが、どうして職員の方は理解していないのですか。そうなれば、支出項目を明確にして、最終的には町民の判断を仰がなければなりません。判断するには収支報告書を町民に公開しなければならないのは、当たり前のことではありませんか。それを、営業上のノウハウの侵害とか、個人情報の漏洩(ろうえい)とか、誰の立場でものを言っているのですか。
大切にしなければならないのは、委託業者ではなくて、町民ではないのですか。いきいきプラザやパソコン、サーバー、器具等の委託料も同じです。
町民の税負担で運営しているのだと言うことを肝に銘じて下さい。優先順位はあくまでも、町民の利害なのです。
支出項目の明細が分からなければ、お金の使い道が全く不明瞭になるだけです。行政側には、チェック機能を果たす優秀な職員はいないのですか。委託業務とは、何もかも全てを任せる、と言うものではありません。大事なことは、町民の支払う税金が無駄に使われないことなのです。

以上、要点をまとめますと、
1.に毎年、年度毎に委託料等、数字を検討し次年度にそれを生かす、ということ
2.保護するのは町民の利益であり、委託業者の利益ではない、ということです。
これら、2点は町民のだれもが納得することではありませんか。すぐに改善して下さい。そして、堂々と情報公開して下さい。これが守らなければ、上三川町における民主政治の崩壊につながります。