平成27年6月定例会その10

2.町長の公約について(前回までの回答に対して再質問つづき)

◆再質問2(町長の公約「全学校に防犯カメラの設置や校庭の芝生化」について)
(公約とおりに)できないことは、どうしてできないのか正しい説明を頂きたかった。
私が聞いている範囲ですから正しいかどうか分かりませんが。
(校庭を)芝生にすると段差ができ、子どもが怪我をする危険がある。また、除草剤をまかなければならないし、人体に良くない。それを管理する費用がかかる。
防犯カメラは、他の学校(未設置の学校)ではそこまで必要はないので、「何かあったときにはお願いします。」ということですが。
町長が教育長へ言っていることと、学校の現場で言っていることは違うところがあると。その違うところを聞いて公約にするのが町長の務めだと私は思ますが、どうお考えですか。

◎回答(町長)
公約ですから、私が町民の皆様にお約束するという意味であります。そういった意味で、私も1期目の4年間、なるべく町民の皆様との対話を重視するということでやってまいりました。芝生化については、そういった中でよく現場の声を聞いてということで、学校の中でありますので、教育長を通じて校長会等で説明をしていただいて、その意見聴取をしているところでございますし、防犯カメラについても、教育長の報告では、一定の抑止効果を出しているというふうな報告を伺っていますし、警察当局からも抑止効果としては非常に有効だというふうな話も伺っております。今後、まだついていない学校については、これから協議をして、必要だということであれば、また予算化をしていきたいと考えております。この2点については学校現場でのお話しでございます。管理を実際にしてくださるのは学校側ですので、学校側の意見を無視して私が無理強いをし、また本当に子どもたち、そして先生方の重荷になってしまっては大変申し訳ないことでありますので、そこはやはりきちんとお話し合いをさせていただいて、そして必要だということであれば、予算化していきたい。防犯カメラにしても芝生化にしても、そういう考えでございます。

◆この回答について質問者から町長へ伝えたいこと
相手が何か言うたびに公約がコロコロ変わったのでは、何の公約をするのですか。相手の立場で公約が変われば、公約がどこから出てくるのか、分からなくなってしまします。
公約はみんなに聞いてからすることであって、相手ありきのことですから、町民の声をよく聴く耳を持って下さいということです。