平成27年3月定例会その5

2.いきいきプラザの運営状況と事業報告書に対する第三者の評価制度について(つづき)

◆質問
本町の指定管理者には自主事業を認めておりますが、自主事業を認めていない市町村もあるということを理解の上、なぜ自主事業を認めているのか
◎回答【健康課長】
指定管理者制度につきましては、その施設の有効な活用を図るために民間の経営能力を活用した管理をしていただくということで、単なる委託契約との違いがございます。その中で、指定管理者のほうにインセンティブを与えて施設の適切な管理運営を図っていただくという意味で、自主事業を認めるものは、各施設ごとに違うかと思います。市町村ごとによって考え方が違いますので、上三川町のいきいきプラザ、指定管理については自主事業を認めているということでございます。おのおのの施設によってそれは考え方が違うと思います。

◆質問
サービスの向上はいいのですが、他の市町村では、経費節減のために自主事業を認めたり、認めなかったりしているわけです。上三川町では委託料を全部で約2億1,000万円払っています。町民のためにある施設です。自主事業を行った利益は指定管理者に入り、町には還元されないということであれば、自主事業は認めないという行政があっても当たり前です。施設の経費は私たちの税金で賄われており(業務委託料)、自主事業によりお客様から頂いている施設利用料も指定管理者に入っていってしまうのですから、見直すべきかと思います。愛知県のある市の話です。日本水泳振興会(指定管理者)に対し、業務委託料は毎年ごとに当年度の事業報告を精査の上、次年度の委託料を算出して、再契約をしているということを調べて知りました。上三川町では、業務委託料は毎年同じ額を全て町の税金から捻出しておりますが、どのようにお考えですか。
◎回答【健康課長】
公募の際、自主事業を認めると。自主事業については指定管理者の収入ということで、協定でもそのようにしておりますので、個々の施設、各市町村によって考え方があろうかと思います。上三川町のいきいきプラザについてはそのような取り決めをしております。