平成26年6月定例会その7

◆再質問(上三川いきいきプラザについて)
③2億円という税金を投じて利益はどれ位出ているのか。利益がでた分、町の委託料が減るのではないか。経費は民間に委託した場合の方が高くなるのではないか。
売り上げが上がったものはきちっと把握をして、利益を計算して、人件費や電気料、ガス料金などの経費は町が払っているのであるから、その分は委託料から減らすことはできないのか。2億円払うのが1億5,000万円くらいになるように努力をして頂きたい。

◎回答 ③副町長、健康課長
③(副町長)
いきいきプラザ、あるいは図書館について、行政がやったほうが安く上がるということでございますが、そういうことはございません。民間委託した方が経費的には安く済んでおります。特に人件費が主な部分でございます。電気料とか水道料とか、それは民間がやっても直営でやっても変わらない話ですが、人件費は、職員は一度採用すると定年の60歳までは雇用しなければならない。ただ、民間はある程度その入れかえが自由に効くということです。膨大な職員を抱える中で図書館の運営、あるいはいきいきプラザの運営をするということになると、人件費だけを比べても直営でやったほうが費用はかさむということでございます。
利益につきましては、25年度の収支につきましては、いきいきプラザの運営にあたっては200万円の赤字ということでございます。
基本協定、いわゆる、指定管理者を募集したときに、貸し館だけでなくて、町でいろいろな事業をやってくれというような委託事業があります。指定管理者が企画して自主事業をやってもよいというように、指定管理業者の募集のとき、それを踏まえた中で基本協定を結んでおります。自主事業について、どの程度の売り上げがあるかということにつきましては、私どもは把握しませんし、しておりません。ただ、自主事業について、どういうものを年何回やるかという計画につきましては、事前に出してもらって承認を与えるということになっていますが、自主事業の収支につきましては一切、町のほうでは関知しておりませんし、また、そのような協定になっております。
 (健康課長)
指定管理者制度につきましては、その利用料金につきまして、インセンティブの付与ということで、利益についてもいいのだということを認めている制度でございます。指定管理者の自主事業につきましては、施設の使用料とか電気料に相当した使用料、そういうものも納めて頂いていますので、全く町の設備を使いながらの収入というわけではございません。
指定管理制度というものは、そういうインセンティブ、利益について、ある程度のものはもうけていいのだという制度でございます。指定管理料につきましては、その館のものを、ある程度試算をしまして館料を決めますので、そのかかる費用によってその都度、考慮されるものだと思っております。