平成26年3月定例会その4

3.庁舎内の消防団設置について

◎質問
 庁舎内の消防団の設置について。役場内に消防団の設置の考えはないか。
◆回答 総務課長
 本町の消防団は250名が在籍しており、本年度においても、幸いにも団員の定数は確保しております。しかし、団員の皆様には大変なご負担をかけているかと思っております。消防団員250名のうち、今年度においては15名の町職員が団員として在籍している状況でございます。町職員は217名おりますが、このうち、男性議員は134名であり、消防団員の任命基準である45歳未満の男性職員から既に消防団員に在籍している職員を除きますと57名となります。
  町議員は、本町の地域防災計画に基づく災害等が発生した場合は、災害に関する事務分担や配置体制があり、これを最優先とする必要があることから、人員の配分の問題や、消防団との役割分担など、さまざまな問題や課題が考えられます。
  ご提案をいただきました庁舎消防団の設置につきましては、現在、職員による自衛消防隊を検討・研究しており、本町の防災力の強化に向け、防災機関と協議しながら今後も取り組んでまいりたいと考えております。

◎再質問
 町が目指す防災体制の中で、現在の課題の一つで、消防団が約7割と言われているが私の計算では8割が町外であり、昼間の消防機能の低下が大変な問題である。
 町内(役場)に自衛消防団を組織するのは義務ではないのか。
 平成20年に芳賀町では役場職員で構成する芳賀町役場消防隊を結成し、勤務時間内に発生した火災に備え取り組んでいることに対してのお考えは。
◆回答 総務課長
 庁舎内に自衛消防団というような組織でただいま研究中でございます。
 指揮命令系統、消防団員の役割といった問題や人員の配置の問題、そういった部分で課題が幾つか考えられますので、消防防災関係の機関と協議をしながら研究していくということでございます。

◎再質問
 職員の中で消防団に入り、一度も消防活動に行かなかった理由で消防団員を辞めさせられたという話を聞いているが。
 また、現在250名いる消防団員の中で、一度も消防団に出たことがない幽霊団員というのが何%くらいいるのか。
◆回答 総務課長
 そのようなお話しは聞いておりません。消防団の役割としましては、火事の現場に行くのはもちろんでございますが、日常の防災活動の啓発とか、消防設備の清掃・点検、こういったものも任務としてありますので、全体像としては、そういった消防団員はいないと思っております。
 消防団員の任務としては、災害の現場に行くだけではなくて日常の活動もございます。そういった部分で活動されている方もいらっしゃいますし、いわゆる幽霊団員というものは存在しないと認識しております。