平成25年12月定例会その1

平成25年12月 上三川町議会 定例会
質問者 勝山修輔

◎質問1 人事・採用試験について
(1)試験制度の問題について
(2)採用試験を第三者に完全委託する考えは?

◆回答(1) 総務課長
採用試験において、合否の決定に係るのは、町長、副町長、教育長でございます。町長と教育長は、地方公務員法第6条の規程により任命権者として定められており、副町長は、地方自治体167条において、普通公共団体の長の補佐をすると定められていることから、試験官として位置づけをしております。
合格者は、町長が副町長と教育長の意見を総合的に判断いたしまして決定しております。次に試験結果が事前漏れることがあるとのことですが、試験結果が事前に漏れるということはないと認識しております。
試験科目等、試験の実施方法に関しましては、一次試験は、芳賀地区広域行政事務組合で実施いたします共同試験であるために、芳賀地区市町村と同じ科目・方法で実施しております。二次試験は町独自で行っておりますが、これは他の市町村においても同様になっており、試験方法や科目は市町村によって異なっております。受験生の能力や適性を見極めるため、おのおのの市町村がその目的に適した方法をとっているためと思われます。
作文等の課題についてですが、その時々の話題となっている時事問題や町の課題などを町長が作文課題として決定しております。

◆回答(2) 総務課長
「職員採用試験を第三者機関へ完全委託の考えは?」ということですが、採用試験は、町長が自分の目指す町政・町づくりを達成するために必要な人材を、任命権者として、みずからの意思により採用するものであり、人材の確保・人材育成は、住民サービスを、より充実したものへ向上させていく上でも最も重要な課題であり、みずからの責任において決定するものであると考えております。従いまして、全てを第三者機関へ委ねる余地はないものと思っております。