平成25年6月定例会その10

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 長くなっていくと他ができなくなってしまうのですが、観光協会をつくったいきさつをご説明します。町長も私も知らないと思います。ここの議会の中で知っているのは青山副町長と貝賀議員だけだと思います。上三川観光協会が設立したのは、台湾にある三義郷という町に日産自動車の下請け工場があり、そこと姉妹都市を締結すると称し、旅行に行ける目的で、その当時の町会議員が観光協会を立ち上げました。その旅行は、今、大阪の市町が騒がれているようなことだと聞いてはおります。それで、三義郷という町からは、一度も我が町に来ていただいたことがないということも聞いております。この商工会の締結もなかった。
 議員さんが台湾旅行に行く名目でつくった観光協会を持て余していたから、商工会の会長であった吉沼氏に、補助をつけるから引き受けてくれないかといってもらったと、こういうふうに言いますし、行政側は「そうではない」と言っているのですが、その観光協会がやっていることは、町に「なつかし館」というのがあるのですが、それは商工会が買い取った商工会の土地と建物です。それを町のほうにお貸ししているのですが、観光協会が借りていることになっています。
 話がそれるのですが、私の家のことで言いますと、私の家は借地です。目の前にある土地と建物は私のものです。それを町にお貸ししています。それは家賃がないのです。
議長【隅内正美君】
 質問者に申し上げます。例えではなく、具体的な部分でお話ししてください。
5番【勝山修輔君】
 現実にそうなのです。前の商工会の土地を観光協会にお貸ししています。観光協会は町からの補助です。この税金は、先ほど同僚議員が税金の見直しのことを言ったら、税は公平でなければいけないということを言いました。この建物は固定資産税は払っていないのです。観光協会にお貸ししている上三川町商工会の土地、建物は税金がかかっておりません。税金を取っていないから使用料はなしだと、こういう意味なのでしょうか。そこのところは分からないです。
 それで、柱を切ってしまったために、3.11なんかの半分でも倒れる可能性があるので観光協会を町に返したいと言ったときにはどうなっているのかということがあります。私が言いたいことは、商工会のものですから、商工会にきちっと、町の観光協会でも結構ですから、家賃をください、税金もお支払いします、それで私たちは自分の借地を買いますと、こういうことが一番、法にのっとった方法です。そういうことをやっていること自体、おかしな行政だとお思いになりませんか。町長は片方の議員に税金は公平であると言っているんです。今度は、観光協会が借りている土地、建物は税金がないのです。使用料も払ってもらえないのです。おかしくないですか、どう思いますか。
議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 何にどういうふうに税金がかかるかという細かいところまでは私もお答えできないところですが、観光協会の目的とは、先ほどお話ししたように、観光の振興でございますので、そういったところに、観光協会がいろいろな事業を自主事業としてやってくださっておりますので、町としては、町の観光の振興に努力していただいているところに補助金を出すのは当然かと思います。