平成21年6月定例会報告その9

○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】課長のお話はよくわかりました。でも、私が言いたいことは、できないという答えの前にやろうという気持ちではないかと思うんです。そこで私は町長にちょっとお話を聞きたいことがございますので質問したいと思います。
 私は先日、上三川町観光協会という総会に出てまいりました。観光協会というのを私なりに調べてみましたところ、「観光協会は何をするところですか」ということから入り、収入はどこからですか、現実的に他の市町村にあるから上三川町もあるのだよということが実感として私の気持ちの中に入ってまいりました。毎年のように観光協会に町からの補助金が提出されております。この補助金の額と観光協会がまた補助するお祭りと考えますと、半分以上が経費で、出しているお金はサンフラワーまつりに65万円、城址公園の花まつりというのがどこであるのか、花がない公園ですから私はわかりませんが、そこへ35万円、お囃子会に10万円、ちびっこ相撲に10万円、ふるさと祭りに40万円とを加えますと170万円です。170万円で400万円の補助金と収入から計算すると経費が多いので、私は、「どこにこの経費が行くのか」ということを聞きましたら、「組織強化費、啓発宣伝費にお金を使うのです」ということなので事務方にお聞きしましたところ、事務方は商工会の職員でした。「そうすると、経費は職員としての経費をいただいて、観光協会の経費をいただいて、それで1人の人が経費として使っているということになりませんか」という質問をしたところ、商工会の職員は黙ってしまい、何も発言をしませんでした。私は、人伝てに聞いたのですが、帰りに我が町の町長が立腹したそうです。
 「質問をされて答えられないのはどういうことか」ということを発言なさったそうです。質問には、できるか、できないか、そんなことは問題ではないのです。答えられるか、答えられないかが行政としての務めだと思っているんです。準公務員並みのお給料をいただいている。
 それで、私は、観光協会の活性化ということで、これは日産の方からもらったのですが、「上三川のよいところなどをもっと知っていただくために巡回バスを使ってスタンプラリーとか、公園巡りとか、七福神とか、日産の工場内の見学にお使いになったらいかがですか」ということをいただきました。やはり、私と同じようなことを日産の従業員の方でも考える方がいるのだなというふうに痛切に思ったので、このことを町長、並びに副町長に答弁を願います。
○議長【松本 清君】町長。
○町長【猪瀬成男君】私のほうも今の質問にはちょっと勉強不足のところがあるので、町から観光協会に行っているお金、これは400万円、行っていると思います。そのうちの170万円が今おっしゃったところで使われている。あとはどうしたのだということなのだろうと思いますが、そこのところについては、私はちょっと勉強不足のところがあるので、その前に、1つ、産業振興課長が答えましたサクラ並木、産業振興課長の言うとおり、日本国は法治国家でございます。ボロクソな法律だって法律です、我々は守らなければならない。そういう中で6つ、7つの障害がございますが、やはり、これは、議員のご質問としては、きわめて私はいい質問だと思っております。これは来年、3年や5年でやるのではなくて、我々の時代の次の人にもバトンタッチするということでやるべきだと思いますから、それはそれで結構です。
 そして、今度、少し戻りまして、町のほうから出ている商工会のほうでございます。商工会は商工会法という法にのっとってきちんとした形で、町の商工会、そしてその中に観光というものがあるわけです。観光協会というものは、やはり、町の、少しでもPRをしたり、本町にPRができるようなものを考えていく。そして、子どもたちには、心の支えになる。おれのふるさと、私のふるさとはここだと言えるようなものをつくっていく、そういう目的があるわけでございます。
 そういう中でご指摘をされたのですが、あとの残りの金が事務方に行っている。このことについては、いい、悪いということは私はちょっと申し上げられませんので…。