平成21年9月定例会報告その4

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私も、それが高いとか安いとかいうことは言うつもりもないのです。保健センター機能、町民交流センター機能、総合健康保健、青年、いろいろなことに利用を持たせるということですから、それが福祉事業だということも理解しますし、それでも米金は使っていくんですよということを理解していますかということを言っているのです。
 では、私が、ちなみに、5人の人件費を、いきいきプラザだけを計算しますと4,600万円、すべての職員を抱えていくのに経費がかかるのです。これには、びっくりするような勤勉手当などもついていますし、手当てもついています。勤勉手当というのは、大体、勤めていれば勤勉するのは当たり前であって、勤勉手当が最初からついているという会社はどこにもないのです。それを計算しますと、5名で割ると年間935万2,400円かかるんです。これを1カ月にすると77万9,366円かかるんです。1日の日当にすると3万1,174円です。時給に計算しましょうか、3,896円です。
 きょう、下野新聞に出たことを見て気がついた人はいますか。栃木県の平均で時給は幾らもらっていると思いますか。これだけの高い人件費を使って、何の計算もできなくて運営していくということは、全部、だれがそれは払っていくのですか。いきいきプラザでも、上三川の町民で、アバウトですが、1万5,000人の人、6割が200万円以下の人が払っている税金です。6割ですよ。200万円以下です。その人から取るお金が1日73円なんです。わかりますか。そこに座っている方々、こんな計算をしたことありますか。それは1人にかかる経費は1,971円なんです。それが幾ら福祉だ、福祉だといっても、限度がないということを計算したことはありますか。だから、努力をしないとだめでしょうと言っているわけです。茂原のほうは、1日600人です。お金を払う人だけの話です。うちの町は、すべての入場者の数で来ています。すべての入場者の数は1万9,887人です。
 では、いきいきプラザの趣旨は何だったのかということになるのです。原点は何ですか。それをもう一度はっきりお答え願わないと、私の持っているこれを10分でやるつもりでしたが、あと2分しかないのです。これがわからないで人を増やすには、いきいきプラザから言われたように、「休みを変えたり何かする考えはありませんか」と、この前も発言したと思います。そうしたら、「それはできません」「やれません」「やれる」、はっきりした答えは一度も出てきません。
 室長にお尋ねしますが、室長がくれたものの中に、「いきいきプラザの設置及び管理に関する条例」という抜粋がありました。その中に「休みとかは町長の権限で変えられる」と書いてあります。そうすると、日曜日には町の職員は1人もいきいきプラザにいません。だけど、いきいきプラザはやっています。今度、月曜日にいきいきプラザは休みです。そのときに職員は来ています。おかしくないですか。
 あなたは、何度も私が言ったように、行ったことがありますか、入ったことがありますか、サウナがあるのと、ないのではどのくらい違いますか。茂原でさえも1日100人の違いがあるのです。人をたくさん入れなければ成り立たないということが理屈でわかっていても努力をしないということです。一度でも、町長にその発言をしましたか。よくお答えください。

平成21年9月定例会報告その3

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】そうすると、室長は、会社の経営とか収支決算は何も把握していないということでよろしいのですか。それとも把握しているんですか。
◯議長【松本 清君】中心拠点施設整備室長。
◯中心拠点施設整備室長【田仲 実君】会社の業務関係の把握は、私のほうでは、指定管理者の会社の本社とか、そういうものについては把握していないところでございます。
 現在のいきいきプラザの管理運営につきましては、最終的には20年度4月から3月までで初年度ということになりますが、それらの決算につきましては、最終的には赤字になったということでの理解はしております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、私が言っていることをあなたは理解できますか。民間委託されいる会社の収支決算を知っていますかという話はしていません。町があれを運営していくのにどれだけの費用がかかり、どうなっているのか、あなたは把握していますかということを聞いているんです。民間会社の委託料をどう使おうが、この議会で話し合う余地はありません。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】議員さんがおっしゃるとおり、1年間のいきいきプラザの収支の明細、あるいは、いきいきプラザの建設費の内訳などにつきましては、資料をもとにしまして、そういう1日当たり10万6,000円かかっているとか、借金の返済を含めて1日当たり莫大な経費を費やしているというご指摘はそのとおりだと思います。私どもも、その辺の財政計画は立てて、いきいきプラザと中心拠点施設の整備につきましては、約29億円程度の地方債を借り入れしているわけでございまして、ピークになる平成24年度の元利償還金は1億8,000万円というような、それの月割り、日割り計算をすると、先ほどご指摘の数字になろうかと思いますが、その辺のことにつきましては、計画的に財政運営をしてまいりたいと考えております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】では、時間がもったいないので私が説明してあげましょう。前年度は1日99万8,500円かかるんです。それが、入館者で売り上げを割ると、1日当たりの売り上げ162円です。それを得るために1,498円、税金が使われるのです。24年では2,000円かかるのです。いいですか。162円を得るために町の税金は2,004円かかるんです。それから返済があります、何がありますということになると、すべてのことを計算もしないでやっていく室長は何のためにいるのか、そこを聞いているんです。よくお答えください。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】多くの費用をかけながら、なお職員を5人、配置しているのはいかがなものかというご質問でございますが、「施設の運営管理を民間に任せてばかりでいいのか」とか、あるいは、「利用者、住民の意見や要望が通らないときにはどうすればいいのか」などの声を多くいただきました。そこで、さまざまな点での調整、あるいはチェックが必要となってまいります。また、広場や駐車場、案内看板等の整備事業も残っております。このようなことから職員は適正な数を配置しているところでございます。
 あと、いきいきプラザにつきましては、民間のそういうスポーツクラブ等とはまた設置の目的が違いますので、保健福祉の拠点施設としまして町民の皆様の健康づくりのやかたとして、また、福祉活動の中心、中核的な施設として多くの方に親しまれるような施設、いわゆる福祉の増進を目的としてやっていますので、収支ということもありましょうが、公共施設ですので、町民福祉の向上を主眼として設置しておりますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。

平成21年9月定例会報告その2

◯1番【勝山修輔君】私が今、10万6,000円、単純計算でかかるということは、これは委託料は含まれておりません。1日10万6,000円、今、かかっている根拠を知っておりますか。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】細部につきましては、席に戻りまして、中心拠点施設室長のほうから、その辺については答弁をしてもらいたいと思いますので、よろしくご了承をお願いいたします。
◯議長【松本 清君】中心拠点施設整備室長。
◯中心拠点施設整備室長【田仲 実君】1日の売り上げでしょうか、10万6,000円につきましては。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君、これは運営費ですよね。1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、私が言っていることの理解力がないようですので、説明しますから、よく聞いてください。
 今、赤字ですよということは、副町長が言ったとおり、赤字です。赤字はずっと永遠に赤字のときは、これは民間委託されている会社が赤字の補填はしていくのですかということがまず1つ。
 そして、今ここにいきいきプラザを営業し続けるには、1日にどれくらいのお金がかかり、どのくらいの経費がかかっているか、計算したことがありますか。なぜ、10万6,000円という金がはじき出される意味がわかりますか。ましてや、これから返済をしていくことが、今年度は1日に99万円かかる理由がわかりますか。1日です。これが4年後、24年には返済から何から比べると倍に跳ね上がることも計算したことがありますか。それをよく室長にお答え願いたい。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】収支につきましては赤字ということでございます。こういう赤字がずっと続くということにつきましては、よいことだというふうには思っておりません。むしろ、若干の黒字が出るくらいがよいのではないかと認識しているところでございます。株式会社が指定管理者ということになっておりますので、経済活動を行っているわけですから、多少の利益を出さないと会社の維持ができないというふうに認識しているところでございます。
 後段の部分については室長のほうから答弁をしてもらいます。
◯議長【松本 清君】中心拠点施設整備室長。
◯中心拠点施設整備室長【田仲 実君】今、議員からのご質問の中で、10万6,000円、その基礎は何かということでございますが、1日当たりの利用なのか、その辺はちょっと把握、理解できないので大変申しわけないと思っています。
 それと、もう1つ、1日当たりの99万円、これの費用はわかりますかということですが、私のほうもその計算は理解できませんので、大変申しわけありません。
それと、赤字の場合の補填ということでございますが、これにつきましては、公募要項とか、そういうもので指定管理者を公募しまして、その中で町の負担と指定管理者の負担がございますが、特に赤字、社会リスク、物価リスク、そういうものに該当すれば、1つには、町と指定管理者の中で協議しまして決定するような形になるわけでございますが、今回の赤字については、そのようなことに該当しないのではないかということで考えているところでございます。
 以上です。

平成21年9月定例会報告その1

◯1番【勝山修輔君】順序に従いまして、いきいきプラザのことに対してお尋ねいたします。
 まず、初めに、私にこのような発言の機会を与えてくださった有権者の皆様方に感謝申し上げます。
 また、発言中、適当ではないものがありましたら、議長の権限で削除をお願いします。
 それでは、通告書のいきいきプラザについて質問いたします。
 いきいきプラザの運営・管理を民間委託して1年を経過しましたが、今年度の決算も含め、1年間の収支報告をお聞かせください。また、民間委託しているのに、なぜ町職員を常駐させているのか、町のお考えをお聞かせください。
 また、いきいきプラザの1日の売り上げ平均が単純計算で10万6,000円ですが、これに町の委託料は関係ないのですか、その辺のこともお聞かせ願います。
◯議長【松本清君】執行部の答弁を求めます。副町長。
(副町長 青山誠邦君 登壇)
◯副町長【青山誠邦君】ただいまのご質問の前段の部分、いきいきプラザの1年間の収支報告について答弁をいたします。
 指定管理者による上三川町いきいきプラザの管理運営は、平成20年4月1日から開始し、4月、5月の2カ月間の開設準備期間を経て、平成20年6月1日にオープンし、本年の3月31日で1年が経過いたしました。したがいまして、平成20年4月1日から平成21年3月31日までの収支について申し上げます。
 平成20年度の収入合計は、町委託料、利用料等で1億9,926万6,000円、支出合計は2億1,028万5,000円で、収支差引額は1,101万9,000円の赤字決算となりました。
 次に、ご質問の後段の部分、職員を常駐させている理由についてでありますが、まず、1つとして、上三川町いきいきプラザを有効活用するため、指定管理者が行う施設の管理・運営を点検・指導するとともに、施設設備の改善を図りながら、保健福祉の総合的な拠点施設として運営の万全を期するためであります。
 2つとしまして、まちづくり交付金事業による中心拠点施設整備事業を関係機関団体等と連携を図りながら、円滑に施設整備工事を実施するためであります。
 3つとしまして、中心拠点施設整備計画及び生涯学習まちづくり推進基本構想・基本計画に基づき、(仮称)生涯学習センターの整備について関係部署と連携して調査・研究を進めるためであります。そして、より身近なところに職員を配置したほうが、これらの事務事業を効率的に実施できると考え、いきいきプラザの中に常駐させているものであります。
 それで、ちょっと聞き漏らしてしまったところがございますので、失礼とは存じますが、確認させていただきますが、1日当たり10万6,000円の使用料について云々というご質問があったと思いますが、その辺、もう一度確認をさせていただいてよろしいでしょうか。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。ただいまの1日当たりの質問です。