平成29年6月定例会その9

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問13
計画が終わるまでに、都市建設課ではそこを調査して、取れるものは取って、その工事に支障のないようにするという答弁が欲しかったんです。全部の土砂が埋まったのを取れと話しているのではないです。片一方は何億もかけて工事をやるのに、この雨水が詰まっていたのでは、作ったものが無駄になってしまうのではないかと質問をしているわけです。これがメンテナンスだと言っているわけですね。だから、それを聞いて、町長にこれだけのことがあって、これだけの予算をもらわないと、ここは整備できないですよという話が自然の流れではないですか。そうすれば町長も私の答弁にちゃんと答えられるわけです。そういうわけですよね、違いますか。

◎回答【町長】
限られた予算の中で、町民の皆様からお預かりした税金を、社会福祉、またはそういった社会資本の整備、いろいろなところに使わさせていただきますが、そこを総合的に勘案してきちんと予算配分をしていきたいというふうに思います。

◆再質問14
他に予算がかかることを今、お尋ねしていません。このことは計画すくまでに側溝の掃除ができますかということを町長にきいているんです。それができるように指示をしてくれないと職務怠慢だし、人事案件の決定権は町長ですから、人事の問題があったのではないですか。優先順位というのは、先ほどのお話では、担当課長と副町長で決めて、それで町長が決裁をするというふうなことを聞きましたが、この優先順位というのがあるとするならば、予算時に、この順序でやりましょうかというのは公表できませんか。

◎回答【副町長】

優先順位等につきましては、議員の皆様にも実施計画等をお渡ししております。ある程度のことまでは公表できますので、具体的な路線名とか、そういうものが決まっているものについては公表することは可能だと思います。その他ですね、一概に舗装で何千万円持っていますよというのは、場所が特定されておりませんので、そういった形のものは金額しか申し上げることはできません。

平成29年6月定例会その8

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問12
予算が一篇でして下さいという話もしていません。今、雨水計画があるところぐらいは、作るまでに取れるんですかという話をしているわけです、これがメンテナンスでやろうと言っているわけですね。それで、ほかのところも埋まっています。埋まっているものはふたも取れない状態なのに、砂やほこりが溜まっている。それで住民は高齢で、今度は若い人が勤めにいって誰もいない。それでそこをスコップでは歯が立たないものを、重機を持っていって取らなきゃ取れないものを一遍にするなんていうことは不可能に近いです。
こういう計画をするのに、どうしてこの土砂を取らなくて計画に移すのかということは、メンテナンスの一番の肝心なところではないかと言っているのです。
 片や、側溝がきれいな状態で設計をして、それで物を買ってつくるんですよと片一方では答弁しているわけで、片一方は、土砂があることを、取らないでその計画に乗れば、また同じことになるのではないかという質問をしているんです。それを町長に聞いているんです。町長、どういうふうにするんですか、お答えください。

◎回答【町長】
先ほど来、申し上げています通り、現実に側溝が詰まっているところもございます。そこが起因して雨水が流れていないところもあるのだろうというふうに思います。今、都市建設課長が申し上げていますように、きちんとそういうところを見て、調査して、そして、大きな予算が全体的にはかかってしまうかもしれませんが、そこの緊急性とかを見て、町のほうで対応するべきところはしていくということになります。

平成29年6月定例会その7

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問11
そういうことであったということは私も承知しております。でも、そこまで溜めてきたものは、住民のせいですかということになると、そうじゃないと思います。そういう道路をアスファルトにして土砂がどんどん流れていく、高いところから低いところにだんだん溜まっていってそうなってしまった。少子化高齢化になってそれができなくなってきた。それをまた住民がやるべきことだということは、側溝のない道路を作ってくださいと言って作った訳ではないですが、そこは町でやるしかないんだといって町でやるわけですよね。昔作った側溝は住民達が掃除するんですよ。新しいところはバキュームで掃除をするとなれば、不公平は出てくるのではなうでしょうか。

◎回答【都市建設課長】
先ほど来、側溝清掃、先ほど副町長が申しましたように、昔はそういうふうな、地元の中での清掃作業というふうなことでやっていただいたと、そういうふうな経緯がございます。しかし、今、議員が申しましたように、今は高齢化社会で、なかなか地元の中でも高齢者ばかりになって、側溝の清掃等、ふたをあけることさえできないような状況も近年は出てきていると、そういうふうなことを受けまして、今後につきましては、今の側溝の状態等をよく調査してですね、すぐに一度に全部全ての側溝を清掃できるかというと、多額の費用がかかります。これは実際に、ほんとの概算の試算ですが、ふたつきの側溝全ての清掃には、約10億円程度かかるのではないかというふな試算をしています。そういうものも全てすぐにやっていくということは、今の財政状況の中では、これは不可能です。
今、設置している側溝につきましては、ふたのない側溝を設置しています。スリット型というふうなことで、ふたはございません。そういうふううな側溝につきましては当然、ふたを取ってスコップ等で土砂を上げるということはできませんので、それは住民の方にお願いしてできる、そういうような清掃作業ではないかというふうに考えているところでございます。

平成29年6月定例会その6

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問10
予算がないということは、都市計画課長が副町長と町長にヒアリングしてもらってこれないということでしょう?
今、不便な思いをしているのは町民なんです。水があふれて通れないのは町民なんです。
予算がないというばかりで、どこが、どれだけ氾濫しているか、どれだけ埋まっているかも把握しないで、住民にやってくださいとお願いをしています。しかし、片一方で税金を使って、何億使うんでしょうか、町長、この雨水対策事業は、全部完了すると幾らですか、教えてください。これが多額な金がかかることは承知しています。
 今度、新しく作った側溝はバキュームで吸えば1回で終わるんだと、これは町でやるんだと、側溝のふたのあるところは地域住民にやりなさい、できなければ何とかしなさい。これは町民に対して不公平なのではないでしょうか。

◎回答【副町長】
元来、側溝というには地域住民の方に清掃していただいておりました。近年、先程議員がおっしゃられますように、そういった昔、集落といいますか、地域の清掃等がされていないところが大分多くなりました。それで詰まっている実情は私も承知しております。でも、それを急にですね、行政が全てやるんだといふうにはなりませんので、先ほど都市建設課長が言いましたように、今後その状況等をいろいろ判断した上で、行政でやったほうがいいか、行政であるということになると、側溝に距離がかなりの面積になりますので、財政的な問題は出てきますので、その辺は検討していかなくてはなりません。
 いずれにしましても、昔は地域の年中行事といいますか、それで側溝掃除をしていただきました。その際には、お茶代程度ですけれども、補助金を出してお茶を出していたという事実もございます。ですから、本来であれば、地域の方が協力し合って下水の掃除をしていただくというのが一番よろしいというふうに私は認識しておりますけれども、実情がもうそれでは間に合わないということですので、今後検討していきたいと思っております。

平成29年6月定例会その5

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問9
ふたのかかっている側溝は住民が掃除ができないですから町がやるのですかということを聞きたいだけです。側溝のふたがあるもので土が埋まっているものは、住民、自治会にやれということを言っているのは不公平とは違いますか。それももう溜まりに溜まっていて、何度も私が議会で言っているように、スコップで掘っても掘れないのです。ふたも取れません。重機で上げないと取れないのです。
 課長は、自治会の住民に掃除して下さいと言っているのです。40年間も、下手をすると側溝を掃除してないのです。それで雨が降ったから溢れ出るんだと言っているのです。土砂が増えているから、上の河川から水が流れてくれば、当然、浅いですから溢れます。溢れるから、道路が冠水するんじゃないですか。違いますか。

◎回答【町長】
先ほど都市建設課長が、その側溝のメンテナンスについての発言をしていますので、もう一度、都市建設課長から説明をさせますので、議員、もう一回お聞きください。

◎回答【都市建設課長】
側溝清掃につきましては、先ほど申し上げましたように、地元の住民の方にそういうふうなお願いをしているところがございます。しかし、今、議員が言われましたように、地元の議員ではもう手に負えないようなところにつきましては、今後、そういうふうなところを調査して、計画的に側溝の清掃は行っていきたいというふうには考えてございますが、財政的なことを申し上げますと、町道の延長は約430キロメートルございます。そのうち側溝が整備されているのは、これは255キロです。その側溝が全て清掃が必要か、必要じゃないかというところまで、まだそのような検討はしてございませんが、側溝清掃に対しても非常に多額の費用がかかります。それで、道路行政につきましては、そういうふうな維持管理のほかに、先ほどありますように、整備の要望等、そういうふうなものも毎年たくさんあります。そういうふうな事業を総合的に判断しながら、計画的に今、進めていきたいというふうに考えているところでございます。

平成29年6月定例会その4

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問7
では、町長にお聞きしますが、片や、側溝は土砂が埋まっていない状態で設計をしている、片や、道路を管理する都市建設では、土砂が埋まっていることもまだ管理もしていない。どこの路線があるか、町長に報告はありますか。

◎回答【町長】
どこの側溝が詰まっていて、どこの側溝が詰まっていないというふうな、そういう細かな報告はございません。

◆再質問8
道路管理者にして、今のゲリラ豪雨による溢水があったということで、その雨水対策を始めているのにもかかわらず、それをやっていかないということは、住民にしてくださいということを盛んに都市建設は言うんですか。新しい側溝は、ふたはありません。細い金具がずっとついていて、土砂はどうやって取り除くのですか、お答え下さい。

◎回答【都市建設課長】
はい。側溝に土砂が堆積しますと、そういうふうな状況は現実にございます。堆積する理由としましては、道路上の土砂がそのまま流れ込んで堆積してしまう、そういうふうなこともあるんですが、その側溝の流末である河川のほうの水位がゲリラ豪雨等で一度に上がった場合には、側溝の水が流れないと、流末の河川等の整備が進んでいないというふうなことも側溝の土砂が堆積する理由だというふうに考えているところでございます。今回そういうふうなことで、上下水道課のほうで、流末のほうの河川を含めた整備を行うと、そういうふうなことの中で、ゲリラ豪雨等のときに対しましても、そういうふうな流末の水位が上がって側溝の水が流れないと、そういうふうな状況は緩和できるんではないかというふうに考えているところでございます。
 また、今、設置している側溝につきましてはバリアフリー型の側溝のふたによっての段差が歩行者について危ない等な理由がありまして、バリアフリー化を目指した側溝というふうなことで、スリット型のすき間しかあいていないというふうな側溝になっています。そのようなところの側溝につきましては、当然、地元住民の方に対しまして側溝というふうなことはお願いしてもできないものでございますので、そういうふうな側溝の箇所の土砂に対しましては、今後は、バキューム等の機械を入れて側溝を清掃するとか、そういうふうなことで計画はしていきたいというふうに考えているところでございます。

平成29年6月定例会その3

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問5
そうすると、もう一つお聞きしますが、道路整備についている側溝は、今現在は土で埋まっているんですが、埋まっている状態で設計をしているんでしょうか。管理をしているんでしょうか、設計というのか、段取りをしているんでしょうか。

◎回答【上下水道課長】
雨水の計画に当たりましては、その雨水幹線が受け持つ、その排水区域ということで計画をいたします。ですから、その側溝の土砂等が埋まっているとか、そういうことは私どものほうでは管理をしてございませんので、あくまでも側溝の中についても、きれいな状態で維持管理がなされているものとして計画をしている状況にございます。

◆再質問6
そうすると、側溝の管理は都市建設課だと聞いておりますので、都市建設を課長に聞きますが、上下水道課が計画をしている側溝は、計画が実行に移るまでに土砂は全部排除さているんでしょうか、どうでしょうか。

◎回答【都市建設課長】
側溝整備の清掃につきましては、前回の議会におきましても同議員のほうからご質問をいただきました。そのときにもお答えしましたように、側溝整備につきましては、地域の快適な生活環境を保つため、各自治会や地域住民の皆様にご協力をお願いしているというような状況でございます。ただし、土砂の堆積などによりまして雨水時に道路冠水などの災害等が発生する場所につきましては、道路維持費の中で対応していくというようなことでご答弁をさせていただきました。
 今後につきましても、本当に土砂が堆積して、冠水被害とか、そういうふうな発生する場所はないかというふうな調査につきましては、今年度からそのような調査に入りまして、限られた予算の中ではありますが、計画的に、そういうような側溝清掃も行っていきたいというようなことで考えているところでございます。

平成29年6月定例会その2

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問1
それでは再質問したいと思いますが、初めに町長にお伺いしますが、インフラ整備の定義
とはどういうものか、お聞かせ願えますか。

◎回答【町長】
町民生活の基盤をなす公の施設を整備すると考えております。

◆再質問2
私の理解しているインフラ整備の定義とは、生活や産業の基盤となる公共施設を備え充実させること、そしてそれがスムーズに機能するよう修繕・維持・管理することだと考えておりますが、町長はどうですか。

◎回答【町長】
今、議員がおっしゃいましたことは私が言ったことの中に含まれているというふうに思いますので、生活基盤をなす町の公の施設ということで、そういったとこおは全部網羅できていると思います。

◆再質問3
今の町長の答弁はわかるのですが、修繕・維持・管理というのはそれに含まれていますか。

◎回答【町長】
もちろん、その公の施設ですから、それに対する建設、修繕、維持管理、もちろん全部含まれていると思います。

◆再質問4
そうすると、ちょっと雨水計画のことで課長にお尋ねしてもよろしいでしょうか、上下水道課に聞いてもよろしいですか。上下水道で現在、役場周辺の溢水対策事業と上下水道の雨水事業に着手し、その計画中だということは、そのとおりでございますか。

◎回答【上下水道課長】
昨今のゲリラ豪雨、この状況のもと、道路冠水被害の軽減対策事業としまして、昨年度から事業着手に至りました。そのとおりでございます。

平成29年6月定例会その1

平成29年6月 上三川町議会定例会 一般質問  
質問者:勝山 修輔

1.町のインフラ整備について

◆質問 
予算の適切な執行についてお伺いします。
(1)過去5年間(平成24年度から平成28年度)において、町の税収のうち何割がインフラ整備に使用されているのか。
(2)過去5年間(平成24年度から平成28年度)におけるインフラ工事にかかる予算額はいくらか。
(3)インフラ整備の優先順位は、どのように決めているのか。
(4)インフラ整備は、どなたが最終決定するのか。

◎回答【町長】
(1) 過去5年間についてのご質問でございますが、平成28年度決算は確定していないため、平成24年度から平成27年度までの普通会計の決算統計をもとに、道路、橋梁、学校、公共施設等の建設事業に要する費用の合算額であります普通建設事業費が、地方税の決算額に占める割合によりお答えをいたします。平成24年度は24.4%、25年度は22.7%、26年度は19.9%、27年度は7.1%でございます。

(2) インフラ工事にかかる予算額につきましては、一般会計における普通建設事業費をもとにお答えいたします。24年度は3,388万9,000円、25年度は13億7,846万6,000円、26年度は9億805万円、 27年度は6億6,890万5,000円、28年度は21億340万3,000円でございます。

(3)次に、3点目と4点目については関連がございますので、一括してお答え致します。インフラ整備の優先順位につきましては、まず初めに担当課が偉業実施順位を決定いたします。その後、企画課において実施計画の取りまとめを行います。具体的には、担当課と副町長によるヒアリングを実施し、財政計画との整合を図りながら町全体としての事業の優先順位を定め、町の実施計画として最終的に私が決定しております。事業の実施に当たりましては、予算編成時において歳入の状況を勘案しながら、実施計画に基づき決定をしております。