平成25年6月定例会その2

議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。町長。
町長【星野光利君】
 ただいまのご質問の1点目についてお答えいたします。
 農産物加工所は、農産物の付加価値を高め、地域農産物の消費拡大を目的に設置いたしまして、農産物生産加工組合「ゆうがお」が加工品を製造・販売しております。「ゆうがお」では、施設をほぼ毎日使用しており、赤飯の注文などでは、早朝から直売所を閉める夕方まで使用しております。
 加工所は、食品衛生上、食中毒が発生した場合の責任所在を明確にする必要があるため、農産物加工生産組合の「ゆうがお」が使用しており、みそ、漬け物、ジャム、焼き肉のタレ、赤飯、菓子など、地元農産物を使用した加工品の製造と消費者への販売を行い、地域農産物の消費拡大を図るとともに、消費者との交流に努めているところでございます。
 次に、ご質問の2点目についてお答えいたします。
 農産物加工所の利用申請につきましては、施行規則に基づき、申請書が提出され、利用開始日までに使用許可を行っております。前年度までは申請期間を3カ月分ごとに許可しておりましたが、今年度からは1カ月ごとの申請期間として許可しております。
 続きまして、ご質問の3点目についてお答えいたします。
 農産物加工所につきましては、食品衛生法施行条例に基づき、食品衛生責任者を設置し、施設の衛生管理、食品取扱設備等の衛生管理などを行っておりますが、食品を扱うところでございますので、今後も、より適切な管理が行われますよう指導してまいります。
 農産物加工所の営業許可は5年ごとに更新が必要であり、更新時には、県南健康福祉センターが加工所の立入検査を行っております。
 続きまして、ご質問の4点目についてお答えいたします。
 郷土食を考える集い実行委員会は、古くから地域に伝わる郷土料理を後世に伝えることなどを目的に平成9年度に設立されました。また、農産物加工生産組合「ゆうがお」は、地元農産物を使用した加工品の製造・販売により、地域農産物の消費拡大を図ることを目的に、平成10年度に設立されました。その後、平成20年に農産物加工生産組合は、町内で農産物直売所を運営しておりました「おかあさんの店」と合併して現在に至っております。
 このようなことから、郷土食を考える集い実行委員会と、農産物加工生産組合「ゆうがお」は、それぞれ別な目的を持って設立された組織ではございます。
 なお、それぞれの組織の構成員は重複しております。
 以上で答弁を終わります。

平成25年6月定例会その1

5番【勝山修輔君】
 まず始めに、私にこのような機会を与えてくださった有権者の方に感謝いたします。
 3月の議会において通告事項5番目の農業委員会審査について質問ができませんでした。今回の議会で質問したいと思っておりましたが、農業委員会へ質問書を提出しましたところ、回答が、一般通告書の提出期限に間に合わなかったため、次回にすることを了承願います。
 まず始めに、町長にお伺いしたいのですが、この町の執行者として、自分自身の考えや意見はお持ちだと思いますので、私の質問に明快なる答弁をお願い申し上げます。
 私は、議会で何度も何度も同じような質問をしておりますが、町の行政が私の言ったことを馬耳東風のごとく聞いて、一つも改良していただけないので何度もこのような質問をさせていただくことをお許しください。
 まず、通告書の順番のとおり、「上三川町農産物加工所の使用について」、4点ほどご質問いたします。
 加工所の現状をご存知ですか。中身は把握していますか。これに対してご答弁をお願いします。
 2点目に、利用しようとする日の3日前までに許可申請を町長に出すとありますが、そのとおりになっているとは思えませんので、その辺のことをお聞きしたい。
 3点目に、室内の清掃及び整理整頓に努めるというふうに条例にはなっておりますが、どのように把握しているか、見てきた方はいらっしゃいますか。
 4点目に、加工所には、ゆうがお会と郷土食を考えるお母さんの会が入っているそうですが、どこがどう違うのか、説明をしていただきたいと思います。
 以上です。