平成23年3月定例会その7

議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 町内にある企業、あるいは事業者、そういうものでできるものについては、できるだけ町内のそうした業者を活用していきたいというふうに考えております。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 ちょっと余談になりますが、この会社に民間委託したときに、副町長の身内の方が入社されたということがありますが、これは、民間委託の悪弊になる可能性があると感じるのは私だけかもしれませんが、民間委託するかわりに就職ができたというふうにとるのは私一人の考えでしょうか。副町長、お答えください。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 副町長の身内ということでございますが、どこの会社に就職しているか、その辺は不明でございますが、いわゆる、副町長の職務遂行と子どもの勤め先につきましては関係がございませんので、答弁は控えさせていただきたいと思います。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 はい、わかりました。私が心配していることは、民間委託するところに、そういうことがこれから往々にしてあるとすれば、悪しき慣習の根源ではないかというふうに私は取っているから、ここで今、言っておきます。
 それから、もう1つは、産業振興課の話で、もう一度副町長に聞きますが、民間が加工所で営業許可を取るがために県南衛生センターというところに許可申請に行きましたところ、行政の職員がそこへ出向き、かいつまんで言えば、県からの報告では、営業許可を出してほしくないという趣旨だということでした。県南のほうでは、「そんなことはできません」ということを伝えた。同じ行政なので、そちらで話し合いをするまで暫時、許可をするのを延ばしますということを聞いたので、県に調べていただきました。そのとおり、そういう答えでした。そうすると、職員が離席をして、出張というんでしょうか、行くときには、下の者は上司に、上司は副町長にという順序で許可を願い出ているということになりますと、その行った方は、一体だれが「行っていいよ」という指示を出して行かれたのでしょうか。お答えください。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 まず、町部局の課長の出張をする場合には、副町長の旅行命令が必要でございます。したがいまして旅行命令を出しました。命令の中では、食品衛生関係許可関係の打ち合わせのために県南健康福祉センターに出張したいということでありましたので、出張を許可いたしました。

平成23年3月定例会その6

議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 まず、いきいきプラザの件でございますが、町でできることは町でやりなさいというご指摘でございます。指定管理者につきましても、できるだけ町内在住者を雇用するようにということで常々指導しておりますので、その徹底を図ってまいりたいというふうに考えております。それから、車をとめてはいけないところに車をとめてある、これも今後、十分に指導してまいりたいと考えております。
 それから、総合案内、受付のところに土日についてはだれもいないということです。仕様書の中では、開館時間にそこの受付にいることになっておりますので、その辺も徹底を図っていきたいと考えております。
 それから、水道事業の委託に関しましては、副町長につきましては、水道事業についての権限がございませんので、決済関係は水道事業管理者の町長、それから、担当課長と、そのような順番になっておりますので、最後のご質問についての答弁は差し控えたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、お聞きしますが、民間委託する理由は一体何なのでしょうか。副町長、お答えください。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 まず、民間委託することの目的でございますが、町は引き続き行財政改革の一層の推進を図るとともに、厳しい財政状況の中で多様化、高度化する住民ニーズに対応するために、民間が効果的、効率的に実施できることにつきましては、民間に委ねるという基本理念のもとに取り組みを進めているところでございます。民間委託の効果といたしましては、サービスの向上が図れる、効果的、効率的に事務事業が執行できる、それから経費の節減を図るという目的で民間委託を推進しているところでございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 そうすると、今、言うように、経費節減、サービスの向上、職員の削減ということになりますと、民間会社は東京でなくても、上三川町にあっても大丈夫だということになりませんか。

平成23年3月定例会その5

1番【勝山修輔君】
普通はそうですね。1枚で送ったら1枚で返ってくるのです。2人いようが、3人いようが、それでいいわけです。ところが、このアンケート調査は、1つの手紙で2通入っているそうです。だから、その人が、なぜこんなに、1通で来たものが2通入っているのかと、よくお調べになったほうがよろしいのではないでしょうか。そういうことがむだでしょうということを今、言ったのです。
それから、2番目のいきいきプラザの話ですが、私が何遍も言うように、上三川町の人を使ってくだされば上三川町に税金が落ちるのです。東京の会社に利益を出すと、東京で税金をお取りになって上三川には返ってこないのですよということが、まず1つ言いたいわけです。健康になってくださるのもいいし、町民の体を大事にするという大義名分は最高にすばらしいと私は思っております。ですから、中身を言っているのであって、町でできることは、どうして町でやっていただけないのでしょうかということを、いつも質問しているはずなのです。
皆さんは簡単に物を言いますが、パソコンは1日、「おはようございます」「お休み」と言って90万円のリース料です。いきいきプラザにかかる空バスから何からすると、1日、「おはようございます」「お休みなさい」と言って54万円です。このお金を足すと1億9,000万円、2億円のお金が毎年なくなっていくのだということをお考えになったことはありますか。ましてや、私が言うように、いきいきプラザに、「とめてはいけませんよ」というところに車が何十台もとまります。私も利用者ですから、行くたびに言うのです。「車をとめてはいけないところにとまっているから、注意しなさいよ」と。注意しなさいというのなら、別に、紙に「ルール違反ですよ」とワイパーに挟むことだってできるはずなのです。もっとひどいのは、この間、雪が降ったり、雨が降ると、通路に車を乗り入れてやっているということです。
それともう1つは、あそこの入り口にマフラーをつけたきれいな女性がいるのですが、土日は一度もいないということです。私がお風呂に行って、駐車違反をしている人がいると、「これではみんな帰るのに邪魔で大変だよ」ということを言いましたら、マフラーをかけた方は、ひざかけをしてテレビを観ていました。私が言うことは、民間に委託して、それで終わりではないでしょうということを、私は今、一生懸命に申し上げているつもりなのです。
3番目になりますと、今度はウォーターテックという会社があります。常駐者が4名です。検針員というのが8名おります。これは年間3,370万5,000円、お支払いしています。会社がこれで利益を出すか、出さないか、ゼネコンの話をしますと、3割が経費だということになりますと、2,359万3,500円という数字が出ます。それを検針で1件、調べに行きますと、検針の方は90円いただくそうです。それを8名で直すと1人1カ月9万8,000円ぐらいの収入になります。それを差し引いていきますと、常駐する4名の分の1人当たりのものを1カ月に割りますと29万4,000円になります。これが高いか、低いかは別として、これがどうして町の人でできないのでしょうかということをお聞きしたいと思っております。そのことを副町長、 IPL Fabricante お答え願えますか。

平成23年3月定例会その4

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 今、保険課の説明をちょっと私が聞いていますと、職員ではできないということで理解してよろしいでしょうか。
議長【関根 豊君】
 保険課長。
保険課長【江口元孝君】
 職員でもできます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、ちょっと聞きますが、普通の方からの問い合わせというか、ご忠告というかわかりませんが、私が調べたとき、この民間委託には150万円を支払っています。その150万円入った封筒の中に、大きな封筒がありまして、2通の返信用の手紙が入っていたそうです。来るのが1つで返るのが2つということなので、これはなぜ2つなのかということを聞かれたので私が調べ始めたところがほんとうのところです。そうすると、2,000枚つくりますから、半分がむだだと仮定すると11万4,500円です。それをやる会社、ジャパンインターナショナル総合研究所というところで営業をやっている小島さんという方にお聞きしました。「これだけのアンケートは何人ぐらいでおやりになるのでしょうか」ということを聞きましたら、「私は営業で取ってくるだけなので3名ほどでやっております。手が足りないときはアルバイトで済む」というような話でした。
 私が言いたいことは、別にむだなこと、重箱の隅を突っついて言っているのではなくて、町長が「経費節減に努力をしろよ」と言っているのにもかかわらずこういうことが起きているので、きのうの議会でも、アンケート調査をやるのにどれだけの人間が必要なのかという質問をしたのです。それで、その答えが出てこないわけです。1通で行ったものが1通で返ってきてはいけないということは何があったのでしょうか、お答えください。
議長【関根 豊君】
 保険課長。
保険課長【江口元孝君】
 アンケート調査を入れて返信用の封筒が入っているだけで2通は入っていないと思います。調査票を送っていますので、それを役場に返してもらう返信用の封筒が1枚入っています。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。

平成23年3月定例会その3

議長【関根 豊君】
上下水道課長。
上下水道課長【鶴見和良君】
上下水道課のご質問にお答えいたします。
上下水道課の民間委託につきましては、水道料金の徴収事務を平成14年1月から実施しております。委託先は日本ウォーターテックス株式会社でございます。この民間委託は、行政改革大綱や行政改革実施計画に平成13年度からの実施が位置づけられておりまして、それらの計画に基づき実施されたものでございます。委託内容につきましては、窓口業務、水道料金等の調定収納、督促・滞納徴収事務、休止開栓業務、加入金・手数料・負担金に関する事務、給水装置及び排水設備工事の受け付け・検査業務などでございます。
民間委託の効果としましては、専門社員が料金等の徴収事務を行うことで徴収率の向上が図れることであります。また、検針・休止開栓業務につきましても正確・迅速なサービスを提供することが可能となったわけでございます。給水装置及び排水設備工事の受け付け・検査業務につきましては、専門の資格を有する社員を常駐させることにより指定業者に対して正確・適切な指導を行うことが可能となり、給排水設備工事に対する使用者の信頼性の向上が図れることであります。あわせて、水道料金の調定件数の増加等による事務量の増加に対しても現有職員数で対応することができ、人件費の抑制と経費の削減を図れたことでございます。
以上のように、徴収率向上による収入増と人件費の削減による支出減が見込まれ、さらにサービスの向上が図られることが民間委託の効果と考えております。
以上でございます。
議長【関根 豊君】
産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
産業振興課についての質問にお答えいたします。
まず1点目、加工所の管理はどこか、についてお答えいたします。上三川町農産物加工所の管理に関しましては、町と財団法人上三川町農業公社が管理にかかる基本協定を締結しております。町は、上三川町農産物加工所の設置及び管理に関する条例第7条に基づきまして上三川町農業公社を指定管理者に指定し、上三川町農業公社は加工所の維持管理を行っております。
この場合、第8条によりまして、加工所の維持管理は指定管理者である農業公社が行っておりますが、加工所の修繕、増改築、設備の故障・修理等に関しましては町が行うこととしております。
次に、産業振興課の加工所とのかかわり方でございますが、条例等に基づきまして加工所の利用許可、 Fabricantes de IPL  及び使用料の徴収は町が行っているところでございます。
以上で答弁を終わります。

平成23年3月定例会その2

議長【関根 豊君】
 中心拠点施設整備室長。
中心拠点施設整備室長【田仲 実君】
 2の1点目、施設管理の費用と効果のバランスについてでありますが、上三川いきいきプラザは、すべての町民の健康維持増進を図り、子育て支援、町民の交流機会の提供等の必要な福祉関連のサービスを行うことを目的に設置いたしました。
 いきいきプラザの管理運営には、多様化する住民サービスに対し、民間事業者の持つノウハウや創意工夫を生かし、安定的かつ質の高い住民サービスの提供ができるよう、指定管理者制度を導入したところです。
 いきいきプラザの1日平均利用者数ですが、平成20年度は554人、平成21年度は755人、平成22年度は1月までの10カ月で988人であり、健康維持増進、交流を図るため多くの方に利用していただいております。いきいきプラザでは、高齢者の介護予防、体力づくりや老若男女、幅広い層が参加でき集客につながるさまざまなプログラム、イベントを実施し、町民の健康維持・心身のリフレッシュに大きな効果が出ているととらえております。
 2点目、職員OBやシルバー人材センターで運用等はできないか、についてでありますが、いきいきプラザには指定管理者の社員のほか、パート等、契約社員の人たちが勤務しており、健康維持増進、子育て支援、交流機会の確保等の運営業務や清掃、設備点検などの施設管理業務などを行っているところであります。現在、館内清掃業務についてはシルバー人材センターから勤務している方がおります。また、多目的広場等の管理につきましては、芝生や樹木、照明施設、屋外便所、駐輪場等の施設設備の維持管理、清掃等を委託し実施しております。今後、多目的広場等の管理について、シルバー人材センター等への分離発注が可能かどうか、研究・検討してまいりたいと思います。
 3点目、契約内容が徹底されていないと感じるがどうか、についてでありますが、町は、指定管理者と上三川町の公の施設における指定管理者の指定の手続に関する条例の規定に基づき、いきいきプラザの管理運営業務の実施について基本協定を締結しております。指定管理者が行っているいきいきプラザの管理運営業務につきましては、施設の維持管理、運営等の業務ですが、協定書、条例等に基づきまして実施されているところでございます。今後とも、指定管理者とともに、お客様の声を積極的に伺い、サービスの向上に努め、多くの方にご利用いただけるよう努めてまいります。
 以上で答弁を終わります。

平成23年3月定例会その1

1番【勝山修輔君】
 先ほど宮﨑議員があまりほめたので、私はちょっとやりづらいと思っております。
 まず最初に、私にこのような発言の機会を与えていただいた有権者の皆様方に感謝申し上げます。また、私の発言で適当でないものは議長の権限で削除願います。
 質問に入る前に、行政意識改革ということで、私は3年間、ずっと話してまいりましたが、一度も変わったところはありませんし、やっていただいたこともございません。これは、町長がお忙しいし、体も悪いようですので、補佐する副町長の力量が足りないのではないかというふうに思っている一人でございます。
 私は、今からお尋ねしますが、通告書にあるとおり、1番、保険課、アンケート調査を民間委託する理由。2番、委託せずに職員が行った場合の人数。職員が何名いれば委託せずに済むのか、この3点と、中心拠点に対する質問で、施設の管理の費用と効果、バランス。2番目に職員のOBや上三川町の退職者、シルバー人材などで運用はできないか。3番、契約内容が徹底されていないと感じるが、どうか。それと3つ目、上下水道課の民間委託先は?2番、契約内容は?3番民間委託の効果は?産業振興課に対して加工所の管理はどこか。管理というと改善センターも入りますか、入りませんか、私は入ると思って質問していきます。産業振興課の加工所とのかかわり合い方をお聞きします。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 執行部の答弁を求めます。保険課長。
保険課長【江口元孝君】
 それでは、①アンケート調査を民間委託する理由、②委託せずに職員が行った場合、③職員何名がいれば委託せずに済むのかのご質問にお答えいたします。
 町では、介護保険法及び老人福祉法の規定に基づき、介護保険制度の円滑な運営を図るとともに、高齢者保険福祉施策を総合的に推進するため、3年間を計画のサイクルとします高齢者支援計画・介護保険事業計画を策定しております。今回、業務委託を実施しています高齢者ニーズ把握調査、アンケート調査につきましては、平成24年度から平成26年度を計画期間とする第5期計画を作成するため、高齢者等が直面している課題の調査・分析・評価等を行い、適切な計画策定に向けた基礎資料を得ることを目的に実施しているものでございます。
 委託業務の主な内容といたしましては、アンケート調査票の設計及び作成、調査票結果の属性別集計及び分析、グラフ作成及び報告書の編集等の業務を委託したものでございます。本業務を委託により実施した理由につきましては、調査票の設計や計画の属性別集計及び分析等の業務が専門性の高い業務であること、また、町行政改革大綱の一環であります民間委託の積極的な導入による事務の効率化、期間の短縮・経費の節減効果などを図るため、業務委託により実施したものでございます。
 続きまして、委託せずに職員が行った場合の人数、職員数等についてですが、専門業者の見積もり等を参考として試算しましたところ、延べ人員で約65人程度、必要職員数として専属職員2名で、約1.5カ月程度が必要との試算結果が出ました。しかしながら、行政の事務について、必要とする職員数を算定する方法等は確立されていないこと、また、職員の経験や能力などのさまざまな要因により変化すると思われますことから、議員がご質問される必要な職員数を明確に算定することは非常に困難なことであり、あくまでも想定による試算ですので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上で答弁を終わります。