平成22年9月定例会その1

1番【勝山修輔君】
 いつもながら、私にこのような発言の機会を与えてくださいました有権者の方に感謝いたします。また、私の発言で適当でないものは議長の権限で削除願います。
通告のとおり、まず、初めに「行政及び意識改革について」ということで質問したいと思います。
1番、上三川町に公共施設、いわゆる「むだの象徴である箱もの」というのは大体どのくらいあるのですか。また、その箱ものの利用回数及び売り上げはどのくらいありますか。個別でお答え願います。
2番目に、予算というものは使い切ることがよいことでしょうか。さらに、余らせるとペナルティか何かがつくようなものなのでしょうか。
3番に、町のいろいろな入札がありますが、入札のあり方として、行政が考える入札のあり方というのはどういうものなのでしょうか。
 これらについて質問いたします。
議長【関根 豊君】
 執行部の答弁を求めます。副町長
副町長【青山誠邦君】
 それでは、私のほうからご質問の1点目、及び3点目についてお答えをいたします。
 まず、1点目、現在、町には役場庁舎、学校をはじめとする建物系の公共施設が38施設あり、それぞれの施設ごとに設置目的等を条例で定め、各施策推進のために事業を展開しております。その中で6施設が、条例の規定で施設の使用料、利用料をいただいております。これらの施設の平成21年度の利用状況と使用料等の収入状況を申し上げますと、いきいきプラザ、利用者数24万699人、収入金額4,145万551円、農村環境改善センター、利用者数1万3,166人、収入金額54万3,970円、農産物加工所、利用者数899人、収入金額28万5,400円、中央公民館、利用者数9,824人、収入金額60万6,210円、体育センター、利用者数4万592人、収入金額235万6,350円、武道場、利用者数5,561人、収入金額21万3,750円でございます。
 続きまして、3点目のご質問にお答えいたします。町が発注します公共工事は、町民生活や経済活動の基盤としてきわめて公共性が高く、これらは税金を原資として施工されるものであり、その入札・契約に当たっては、公正・公平で透明性を高く持って、町民から信頼されるものでなくてはならないと考えております。
 特に入札制度におきましては、「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」や「公共工事の品質確保の促進に関する法律」によりまして、より一層の公平性・透明性・競争性の確保が義務づけられており、談合等の不正行為の防止が求められております。
 このような中で、町では、公正・公平な入札執行のため、条件つき一般競争入札の適用拡大や電子入札システムの導入などの改善に取り組んでいるところでございます。
 また、一方では、一般競争入札など競争性を高めた入札を行なった場合には、受注競争の激化によりまして、地元業者の受注が難しくなることも生じます。こうした点から、地元業者の受注機会の拡大を図る対策といたしまして、総合評価落札方式の導入や特定建設工事共同企業体の適用拡大などの改善も行なっております。
 今後の公共工事の入札につきましても、透明性、競争性、公正性の確保や不正行為の防止、また、新しい時代への対応等、を基本理念といたしまして、国、県などの入札等制度改革の動向を踏まえながら、必要な改革に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上で答弁とさせていただきます。